セットアップコマンドは以下の手順で実行します。
注意
セットアップコマンドは複数同時に実行しないでください。正しく動作しない場合があります。
管理者としてログイン
セットアップを行う場合は、スーパーユーザーになります。
# su -
セットアップコマンドの実行
セットアップタイプによって、実行するコマンドのオプションが異なります。
新しいコンソールを起動し、以下のコマンドを使って、セットアップを実行します。
# <本製品のインストールディレクトリ>/FJSVrcfmp/setup/bin/mp_setup.sh
注意
mp_setup.shを実行するコンソール画面上の環境変数LANGが適切に設定されていない場合は、英語表示されたり、文字化けして表示されたりすることがあります。日本語表示でセットアップを行う場合、Solaris 10の場合は、環境変数LANGに“ja”を設定して、Solaris 11の場合は、環境変数LANGに“ja_JP.UTF-8”を設定して、mp_setup.shを実行してください。
新しいコンソールを起動し、以下のコマンドを使って、セットアップを実行します。
# <本製品のインストールディレクトリ>/FJSVrcfmp/setup/bin/mp_setup.sh -t <テナント定義入力ファイルの絶対パス> -u <Java EE 管理ユーザーID> -p <Java EE 管理ユーザーのパスワード>
注意
テナント定義入力ファイルの絶対パスには、空白やマルチバイトを含まない文字列を指定してください。
セットアップタイプがサイレントで、Java EE 管理ユーザーのパスワードに、シェルのメタ文字または"!&'()|*<>`;\#を使用する場合は、\でエスケープしてください。
例) Java EE 管理ユーザーのパスワードに、pass\wordを設定する場合は、以下のように指定してください。
pass\\word
セットアップタイプがサイレントで、テナント定義入力ファイルのMANAGER_PASSWORD(認証基盤のアクセス用パスワード)、RDB_MANAGER_PW(データベースのアクセス用パスワード)に、\を使用する場合は、\でエスケープしてください。
例) RDB_MANAGER_PWに、pass\wordを設定する場合は、以下のように指定してください。
RDB_MANAGER_PW=pass\\word
ポイント
セットアップ実行時に-tオプションを付与した場合、テナント構築に必要な情報はすべてテナント定義入力ファイルから読み込まれます。
このため、セットアップに必要なパラメーターの入力画面は表示されず、即座にテナントの構築が開始されます。
セットアップが開始します。
Interstage Interaction Managerのポータル機能のセットアップを開始します。