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Systemwalker Software Configuration Manager Express ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.3 仮想環境

本製品を仮想環境上で運用する場合の留意事項を説明します。

管理サーバ

管理サーバは、以下の仮想環境での運用に対応しています。

注意

すべての仮想環境に共通の事項

  • 問題発生時は、物理環境(仮想環境なし)での再現を前提にサポートを実施します。このため、物理環境上で問題の再現をお願いすることがあります。

  • 管理サーバでは、クローニングを利用できません。


VMwareに関する事項

  • VMwareのvMotionは、管理対象サーバに対して通信処理(ディスカバリ/パラメーター設定/パッチ配布適用)を行っていない場合のみ使用できます。

  • 運用中(ディスカバリ/パラメーター設定/パッチ配布適用)にVMwareのHAにより切り替えが発生した場合は、切替え後に再実行する必要がある場合があります。

  • VMwareのDRによる切り替え時は、最終複製作成時点と災害発生時点の間に操作した状態(ディスカバリ/定義/運用情報)は、最終複製作成時点まで戻ります。また、ホスト名/IPアドレスを引き継がない場合は動作できません。


Hyper-Vに関する事項

  • Hyper-Vのライブマイグレーションおよびクイックマイグレーションは、管理対象サーバに対して通信処理(ディスカバリ/パラメーター設定/パッチ配布適用)を行っていない場合のみ使用できます。

  • Hyper-Vのレプリカ機能による切り替え時は、最終複製作成時点と災害発生時点の間に操作した状態(ディスカバリ/定義/運用情報)は、最終複製作成時点まで戻ります。また、ホスト名/IPアドレスを引き継がない場合は動作できません。

  • Hyper-Vのインポート/エクスポート機能は、ホスト名/IPアドレスを引き継がない場合は動作できません。

  • Hyper-Vのフェールオーバー機能により、運用中(ディスカバリ/パラメーター設定/パッチ配布適用)に切り替えが発生した場合は、切替え後に再実行する必要がある場合があります。