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Systemwalker Software Configuration Manager 開発ガイド
FUJITSU Software

5.2.1 swcfmg_source_def(情報収集元管理コマンド)

機能説明

Systemwalker Software Configuration Managerで管理する情報収集元を登録、更新、一括更新、削除、一覧表示、詳細表示、アップロード、および、ダウンロードを行います。

記述形式

Windows】

swcfmg_source_def.exe

{ -add -id "情報収集元ID" -softitem "ソフトウェアの収集項目情報ファイルのパス" [-patchitem "パッチの収集項目情報ファイルのパス"] -file "スクリプトパッケージファイルパス" [-e "文字コード"] |
-update -id "情報収集元ID" [-softitem "ソフトウェアの収集項目情報ファイルのパス"] [-patchitem "パッチの収集項目情報ファイルのパス"] [-e "文字コード"] |
-delete -id "情報収集元ID" |
-list [-file 出力ファイルパス] [-e "文字コード"] }
-get -id "情報収集元ID" [-softitem "収集項目情報ファイルのパス"] [-patchitem "収集項目情報ファイルのパス"] [-e "文字コード"] |
-upload -id "情報収集元ID" -file "スクリプトパッケージファイルパス" |
-download -id "情報収集元ID" -dir "出力ディレクトリパス" }

Linux】

swcfmg_source_def

{ -add -id "情報収集元ID" -softitem "ソフトウェアの収集項目情報ファイルのパス" [-patchitem "パッチの収集項目情報ファイルのパス"] -file "スクリプトパッケージファイルパス" [-e "文字コード"] |
-update -id "情報収集元ID" [-softitem "ソフトウェアの収集項目情報ファイルのパス"] [-patchitem "パッチの収集項目情報ファイルのパス"] [-e "文字コード"] |
-batchupdate -file "情報収集元ファイルのパス" [-e "文字コード"] |
-delete -id "情報収集元ID" |
-list [-file 出力ファイルパス] [-e "文字コード"] }
-get -id "情報収集元ID" [-softitem "収集項目情報ファイルのパス"] [-patchitem "収集項目情報ファイルのパス"] [-e "文字コード"] |
-upload -id "情報収集元ID" -file "スクリプトパッケージファイルパス" |
-download -id "情報収集元ID" -dir "出力ディレクトリパス" }

オプション

-add -id "情報収集元ID" -softitem "ソフトウェアの収集項目情報ファイルのパス" [-patchitem "パッチの収集項目情報ファイルのパス"] -file "スクリプトパッケージファイルパス"

情報収集元IDで指定された情報収集元を登録します。-softitemオプションおよび-patchitemオプションに、ソフトウェアおよびパッチの収集項目を指定します。収集項目は、CSV形式のファイルで指定します。ファイルの詳細については、「6.2.2 収集項目情報ファイル」を参照してください。-fileオプションにスクリプトパッケージを指定してください。スクリプトパッケージの詳細については、「1.1.1.2 ソフトウェアパッチ収集スクリプト」を参照してください。

-update -id "情報収集元ID" [-softitem "ソフトウェアの収集項目情報ファイルのパス"] [-patchitem "パッチの収集項目情報ファイルのパス"]

情報収集元IDで指定された情報収集元の収集項目を更新します。-softitemオプションと-patchitemオプションに、更新するソフトウェアとパッチの収集項目を指定してください。収集項目は、CSV形式のファイルで指定します。ファイルの詳細については、「6.2.2 収集項目情報ファイル」を参照してください。

-batchupdate -file "情報収集元ファイルのパス"

指定された情報収集元定義ファイルに記載された内容を元に、複数の情報収集元を一括更新します。情報収集元定義ファイルはCSV形式です。情報収集元定義ファイルの詳細については、「6.2.1 情報収集元ファイル」を参照してください。本オプションで収集項目を更新することはできません。収集項目の更新は、本コマンドの-updateオプションで行ってください。

-delete -id "情報収集元ID"

情報収集元IDで指定された情報収集元を削除します。

-list [-file "出力ファイルパス"]

登録されている情報収集元一覧を表示します。情報はCSV形式で出力されます。-file "出力ファイルパス"が省略された場合、情報はコマンドの標準出力に出力されます。指定されたファイルが存在しない場合はファイルを新規作成し、存在する場合は既存のファイルへ上書きします。エラーにより、ファイル出力できなかった場合、新規のファイルは作成されません。また、既存ファイルへの上書きも行われません。出力ファイルの詳細については、「6.2.1 情報収集元ファイル」を参照してください。

-get -id "情報収集元ID" [-softitem "収集項目定義ファイルのパス"] [-patchitem "収集項目定義ファイルのパス"]

情報収集元IDで指定された情報収集元の詳細を出力します。-softitemオプションと-patchitemオプションに指定されたファイルパスに、ソフトウェアとパッチの収集項目を出力します。ファイルはCSV形式です。ファイルの詳細については、「6.2.2 収集項目情報ファイル」を参照してください。指定されたファイルが存在しない場合はファイルを新規作成し、存在する場合は既存のファイルへ上書きします。エラーにより、ファイル出力できなかった場合、新規のファイルは作成されません。また、既存ファイルへの上書きも行われません。

-upload -id "情報収集元ID" -file "スクリプトパッケージファイルパス"

情報収集元IDで指定された情報収集元のスクリプトパッケージをアップロードします。スクリプトパッケージをアップロードすることにより、スクリプトパッケージを更新します。スクリプトパッケージは、ZIP形式のファイルです。以下の条件を満たす場合、スクリプトパッケージをアップロードできます。以下の条件を満たさない場合は、エラーになります。

  • 拡張子はZIPにする

    ファイルの拡張子はZIPにしてください。

  • ファイルサイズは2MB以下にする

    アップロードできるファイルサイズは、2MB以下です。

  • OS種別のディレクトリはルートに格納する

    OS種別のディレクトリ(Windows、Linux、または、Solaris)は、ZIPファイルのルートに格納してください。

-download -id "情報収集元ID" -dir "出力ディレクトリパス"

情報収集元IDで指定された情報収集元のスクリプトパッケージをダウンロードします。出力ディレクトリパスにZIP形式のスクリプトパッケージファイルを出力します。

出力ディレクトリにファイルが存在しないことを確認してください。出力ディレクトリにファイルが存在した場合はエラーとなります。

-e “文字コード”

ファイルの文字コードを指定します。

以下の文字コードが指定できます。半角英大文字で指定します。

Windows】

  • SJIS

Linux】

  • UTF-8

  • EUC

本オプションを省略した場合、本コマンドの実行環境の文字コードで動作します。

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了しました。

10

パラメーター異常です。

20

指定された入出力ファイルパスのエラーです。

30

指定された文字コードに誤りがあります。

50

ファイルの記述に誤りがあります。

70

指定された情報収取元IDに誤りがあります。

100

Systemwalker Software Configuration Manager は起動していません。

101

同時実行できないコマンドが実行されています。

102

コマンド実行権限がありません。

110

書き込みエラーです。

200

セットアップされていません。

255

システムエラーです。

コマンド格納場所

管理サーバ

Windows】

[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin

Linux】

/opt/FJSVcfmgm/bin

実行に必要な権限

Windows】

Linux】

注意事項

共通の注意事項
登録時の注意事項
更新時の注意事項
一括更新の注意事項
削除時の注意事項
詳細表示時の注意事項
アップロード・ダウンロード時の注意事項
登録・更新エラー発生時の注意事項

使用例