ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Software Configuration Manager 用語集
FUJITSU Software

用語集

CI(Configuration Item)

システムの運用管理に必要な構成アイテムのことです。CMDBに登録して管理します。

CMDB(Configuration Management Database)

構成管理データベースのことです。パッチ適用状況やソフトウェア構成情報など、システムの運用管理に関係する情報を扱います。CMDBにはCIを登録し、構成管理します。

ICT(Information and Communication Technology)

情報や通信に関連する技術一般の総称です。
システムを構成するハードウェアやソフトウェアを「ICTリソース」と呼びます。

L-Platform

本製品と連携するServerView Resource Orchestratorの用語で、多階層システム(Web/AP/DB)など複数のL-Serverとストレージ、ネットワークから構成されるシステム全体をまとめて運用、管理するためのリソースです。

L-Server

本製品と連携するServerView Resource Orchestratorの用語で、サーバと、サーバに接続されたストレージおよびネットワークの論理的な仕様(CPU数、メモリ容量、ディスク容量、NIC数など)を定義したリソースです。

ROR

ServerView Resource Orchestratorの略称です。本書では、ServerView Resource Orchestratorを「ROR」と記載する場合があります。

RPM

Red Hat Enterprise Linuxで利用されるソフトウェア・パッケージのフォーマットです。

UpdateAdvisor(ミドルウェア)

富士通ミドルウェア製品に対する修正をシステムに適用するためのソフトウェアです。

UpdateSite

UpdateSiteは、ソフトウェアの修正をより便利にするために富士通が開発した仕組みです。「情報を提供するWebサイト」と「修正を検索するツール」からなります。

VMゲスト(VM:Virtual Machine)

VMホスト上で動作する仮想的なサーバ、または、仮想マシン上で動作するOSのことです。

VMホスト(VM:Virtual Machine)

サーバ仮想化ソフトウェアを動作させているサーバ、またはサーバ仮想化ソフトウェアのことです。

Webクライアント

Systemwalker Software Configuration Managerの管理サーバを操作するクライアントです。Webブラウザ上で管理コンソールを使用します。

インターネット接続端末

ベンダーのWebサイトまたはUpdateSiteから、最新のパッチを取得する端末です。

Linux OSパッチまたは富士通ミドルウェアのパッチを管理する場合に必要です。

インフラ管理者

インフラ管理者は、パッチ管理のポリシーを定義し、Microsoft Windows Server Update Services(WSUS)から取得したパッチの公開や適用レベルを決定します。また、Linux OSのパッチを取得したり、富士通ミドルウェアのパッチを取得して登録します。

また、ソフトウェアから収集するパラメーター、およびソフトウェアに設定するパラメーターを定義します。

インフラ管理者は、管理コンソールを利用してセンター内の全サーバのパッチ適用状況、ソフトウェアパラメーターの設定値、およびソフトウェア構成情報を参照できます。

仮想サーバ

仮想マシンを利用して、VMホスト上で動作する仮想的なサーバのことです。

仮想マシン

VMホスト上で動作する仮想的なコンピュータのことです。

管理コンソール

管理対象サーバのソフトウェア構成情報の管理、パッチ管理、およびソフトウェアパラメーターを管理するためのGUIです。

管理サーバ

Systemwalker Software Configuration Managerが動作するサーバです。管理サーバでパッチ適用状況の取得やソフトウェア構成情報の収集・管理を行います。

管理対象サーバ

Systemwalker Software Configuration Managerの管理対象となるサーバの総称です。パッチ管理の対象となるサーバや、ソフトウェアパラメーター管理の対象となるサーバのことを指します。

業務サーバ

修正パッチを適用する対象およびソフトウェア構成情報の収集対象となるサーバです。

クラウド

サーバからアプリケーションまでのプラットフォームの仮想化技術を抽象化して表現するものです。

クラウドコンピューティング

接続されたデバイスを通して、どこからでもICTリソースにアクセスできる形態のことです。

兼任管理者

インフラ管理者とテナント管理者の両方の役割を兼任する管理者です。

構成ベースライン

管理者がCMDBに格納されている情報を、正しい情報であることを確認した時点でのCIの状態のことです。
スナップショット機能を使用することで、構成ベースラインは作成されます。構成ベースラインは、切り戻しポイントの目安として利用できます。

Systemwalker Software Configuration Managerでは、構成ベースラインを利用することによって、以下に示す構成アイテム操作機能を提供しています。

  • ある一時点のソフトウェア構成情報に対する表示・検索

  • ある一時点と最新のソフトウェア構成情報の差分比較

  • 任意の二つの時点のソフトウェア構成情報の差分比較

構成変更テンプレート

ソフトウェア構成情報の変更に必要な処理を規程化したものです。構成変更の操作により、テンプレートで定義した処理がジョブとして実行されます。

サーバ仮想化ソフトウェア

仮想マシンを動作させるためにサーバ上で動作する基本ソフトウェアのことです。PCサーバ上で動作する基本ソフトウェアのことを指す場合に使用します。

サーバグループ

サーバを、業務を運用するシステムなどに応じてグルーピングした単位です。ServerView Resource OrchestratorまたはOpenStackと連携する場合、ServerView Resource OrchestratorのL-PlatformまたはOpenStackのスタックが、本製品のサーバグループとして管理されます。

自動運用プロセス

パッチ配付・適用処理、パラメーター設定処理、または、スクリプト実行処理において、処理の手順を規程化(プロセス定義)したものです。

ジョブ

ジョブとは、Systemwalker Software Configuration Managerに依頼した操作のことです。パッチ適用、パッチ配付、パラメーター設定、スクリプト実行、または、構成変更の操作は、一連のジョブとして実行されます。

ディスカバリ

ソフトウェア構成情報を採取することです。

データセンター

顧客のリソースを預かり、インターネットへの接続回線や保守・運用サービスを提供する施設のことです。

テナント

組織や業務などを基準に、リソースの管理・運用を分割し、隔離するための管理単位です。

テナント管理者

クラウド内のテナントを管理する人です。テナント管理者は、管理コンソールを利用して所属するテナント配下のサーバのパッチ適用状況、ソフトウェアパラメーターの設定値、およびソフトウェア構成情報を参照できます。

テナント利用者

テナント内のサーバを管理する人です。テナント利用者は自身が管理するサーバにパッチの適用を行います。また、自身が管理するサーバのソフトウェアにパラメーターを設定します。

テナント利用者は、管理コンソールを利用して自身が管理するサーバのパッチ適用状況、ソフトウェアパラメーターの設定値、およびソフトウェア構成情報を参照できます。

物理サーバ

サーバのことです。仮想サーバと明確に区別が必要な場合に物理サーバとよびます。

プライベートクラウド

企業が自社内でクラウドコンピューティングのシステムを構築し、企業内の部門やグループ会社などに対して、サービスを提供する形態のことをいいます。また、この環境をプライベートクラウド環境と呼びます。
これに対して、インターネット経由で一般向けにサービスを提供する形態のことをパブリッククラウドといいます。

プロセスインスタンス

プロセスインスタンスは、プロセス定義を実行することで生成される実体です。プロセスインスタンスの構造は、基となるプロセス定義の構造と同一です。

プロセス定義

業務プロセスを表現するための記述で、操作の自動化をサポートします。プロセス定義は、プロセス内の制御のフローを含め、生成されるプロセスインスタンスのふるまいやプロパティを定義します。

メディアライブラリ

構成変更で使用するファイルを管理するリポジトリです。また、富士通ミドルウェアパッチやソフトウェアパラメーターを管理する場合に利用します。富士通ミドルウェアパッチ関連の資産やパッケージを格納します。

リソース

サーバ、ストレージ、ネットワークなど、システムを構成するハードウェアおよびソフトウェアと、それらを管理するための論理的な定義に対する総称です。

リポジトリサーバ

ベンダーのWebサイトから修正パッチを取得し、配付・適用するサーバです。

  • Windows OSのパッチの取得および配付・適用は、Microsoft Windows Server Update Services(WSUS)で行います。

  • Linux OSのパッチの取得はインフラ管理者が行い、配付・適用は、yum(Yellowdog Updater Modified)で行います。

リレーション

CI間の関係(Relationship)のことです。CMDBでは、CI間をRelationで結び関係を表します。RelationもCIの1つです。

連携サーバ

Systemwalker Software Configuration Managerは、以下のサーバを連携サーバと定義します。

  • リポジトリサーバ

    ベンダーのWebサイトからパッチを取得し、配付・適用するサーバです。OSのパッチ管理を行う場合に必要です。

ロール

登録されたユーザーが利用可能なサービスを制御するための単位です。

ロールには、インフラ管理者、兼任管理者、テナント管理者、およびテナント利用者があります。