管理コンソールの起動に時間がかかります。
対象となるバージョン/エディション
BE V12.0L10 | BE V12.0L20 | BE V13.0.0 | BE V13.2.0 | BE V13.3.0 | V14.0.0/V14.0.1 | |
SE V12.0L20 | SE V13.0.0 | SE V13.2.0 | SE V13.2.1 | SE V13.3.0 | V14.1.0 | |
V14.2.0 | V14.3.0 | V15.0.0 | V15.1.0 |
原因1
管理コンソールが統合管理サーバに接続している場合は、管理コンソール起動時に、統合管理サーバ配下の各管理サーバと接続して情報を採取します。
しかし、なんらかの理由により管理サーバと通信を行えなかった場合は、タイムアウトまで接続を試みます。
本現象は、以下の原因で管理サーバと接続できなかった場合に発生します。
管理サーバが起動していません。
管理サーバは起動しているが、統合管理サーバと管理サーバ間の通信に不具合があります。
確認ポイント
統合管理サーバ配下の管理サーバが正常に動作しているか、確認してください。
OSが正しく起動しているか
Systemwalker Desktop Keeperのサービスが開始状態となっているか
統合管理サーバと各管理サーバ間のネットワーク環境に問題がないか、pingなどで確認してください。
対処方法
管理サーバを起動してください。
統合管理サーバと管理サーバが通信できるようにしてください。
原因2
V13.2 以降の場合、調査用に管理コンソールのトレースを取得する機能があります。
この機能が有効になっている場合、多くの情報をトレースログに出力するため、起動や動作に時間が掛かります。
通常、この機能は富士通技術員より指示があった場合だけ使用しますが、調査終了後の戻し忘れ等で有効になっている場合があります。
対処方法
管理コンソールを起動し、〔動作設定〕メニューの〔管理コンソールトレース〕を〔しない〕に設定してください。