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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

A.1.3 保管フォルダ共有運用の場合に、情報連携機能のLV-DB-PATHに保管フォルダをUNC名で指定して帳票を登録すると、印刷データが受信フォルダで振り分けエラーとなる。
「イベントID:3700 振り分け先の保管フォルダが存在しないため、帳票の振り分け処理を中止します。」

[詳細]

イベントID:3700

ソース:ListWORKS

説明:振り分け先の保管フォルダが存在しないため、帳票番号=nnnnnnnnnnnnnnnの振り分け処理を中止します。保管フォルダ(フォルダパス=xxxxxxxxxxxx)の有無または受信フォルダの振り分け定義または連携情報(LV-DB-PATH)を確認してください。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因1

FUJITSU 帳票管理サービスまたは帳票配信サービスの起動アカウントが、UNC名で指定されたフォルダに対してアクセス権がない。

[対処1

保管フォルダの共有運用を行う場合、FUJITSU 帳票管理サービスまたは帳票配信サービスの起動アカウントは、ドメインのAdministratorsグループに属しているアカウントを設定してください。


[原因2

保管フォルダを指定する帳票情報(DB-PATH、LV-DB-PATHなど)に、保管フォルダ名として使用できない文字を指定した。

[対処2

以下に示す文字を使用せずに、帳票情報に保管フォルダ名を指定してください。

■半角文字

\ / : , ; * ? " < > | . ^ '

■全角文字(Oracle データベースを使用している場合のみ)

なお、List Works 8.0.0以降の帳票仕分け機能で印刷データ内からデータを抽出して帳票情報に設定している場合は、ダンプ出力機能を使用することで、帳票を実際に登録することなく、文字列の位置の情報が確認できるため、事前に抽出される文字列を確認できます。必要に応じて、仕分け定義体を修正してください。