詳細
外字(利用者定義文字)が表示されません。
発生するVL
Solaris版V10.1.0
原因
以下の原因が考えられます。
PDFファイルに外字がエンベッドされていない。
Charset Manager の印刷資源管理で外字を作成した後、外字のフォントを登録していない。
Charset Manager の設定が正しく行われていない。
対処
以下のいずれかの対処を行ってください。
PDFファイル保存時に外字(利用者定義文字)がエンベッド(貼り付け)されていない場合、帳票定義時に設定する方法とアプリケーション実行時に設定する方法があります。
帳票定義時に設定する場合
以下の手順で外字(利用者定義文字)をエンベッドしてください。
詳細は、List Creatorに添付されているオンラインマニュアルを参照してください。
List Creatorデザイナの帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの「ファイルを保存する」チェックボックスをチェックし、[文書情報]ボタンをクリックします。
文書情報設定画面(文書管理)の文字の埋め込みに「利用者定義情報とJEF拡張文字」または「全ての文字を埋め込む」を指定してください。
List Manager 帳票出力インタフェースを使用する場合
prprintコマンドを使用する場合は、-gpdfembedオプションに「ALL」を指定します。
コマンドの詳細は、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”を参照してください。
Javaインタフェースを使用する場合は、PrintPropertiesクラスのsetPropertyメソッドのID_PDF_EMBEDキーに「ALL」を指定します。
PrintPropertiesクラスの詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”を参照してください。
List Creatorコネクタ連携時に、アプリケーションサーバで.NETインタフェースを使用する場合は、PrintPropertiesクラスのPdfEmbedプロパティに「PDFEMBED_ALL」を指定します。
PrintPropertiesクラスの詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”を参照してください。
COBOLアプリケーション連携機能、ホスト帳票連携機能を使用する場合
PDF文書情報ファイルに以下のキーワードを指定します。
PDF-EMBED
詳細は、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 PDF運用ガイド”を参照してください。
Charset Manager V6.0以前を使用して外字を登録したあと、以下の方法でList Managerにフォントを登録してください。
Web手元印刷型で運用する場合
帳票管理サーバにシステム管理者権限でログインし、PDF変換機能が利用されていないことを確認後、フォントの登録コマンド(edocudcコマンド)を実行してください。
フォントの登録方法については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。
帳票配信型で運用する場合
帳票出力サーバ(List Works Print Agent)にAdministrators権限でログインし、PDF変換機能が利用されていないことを確認後、フォントの登録コマンド(edocudcコマンド)を実行してください。
Charset Managerの設定が正しく行われているかを確認してください。
Charset Managerは以下にエラーログを出力します。
Charset ManagerにおけるList Creator連携時のセットアップ方法については、Charset Managerのオンラインマニュアルを参照してください。
Web手元印刷型
帳票管理サーバでCharset Managerのエラーログを確認
ディレクトリ名:/etc/opt/FSUNadj/usr/etc/ ファイル名 :msg_fof.log(フォント適用時のエラーログ) chsession.log(フォントダウンロード時のログ)
帳票配信型
帳票出力サーバでCharset Managerのエラーログを確認
ディレクトリ名:Charset Manager Agentのインストールディレクトリ ファイル名 :msg_fof.log (フォント適用時のエラーログ) chsession.log(フォントダウンロード時のログ)