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Interstage List Works V10.3.1 操作手引書 運用管理者編
FUJITSU Software

4.5 帳票項目の利用について

帳票項目は、データの単位、検索の型(文字として扱うのか、数値として扱うのか、日付として扱うのか)、どのようにデータ変換するのかについて設定したものです。

帳票項目およびオーバレイのない帳票の帳票項目の設定をします。

注意

帳票項目の設定についての注意事項

  • 先頭/中間/最後のページごとに異なる範囲の帳票項目を設定する機能を使用すると、ListWORKS V10.0L10/10.0以前のクライアントから帳票が表示できなくなります。本機能を使用する場合には、すべてのList Worksのバージョンレベルを ListWORKS V10.0L20/10.1以降にバージョンレベルアップしてください。

  • 帳票項目の設定を運用中に変更することによって、変更前に設定した帳票項目が表示されなくなったり、検索ができなくなったりしてしまう場合があります。運用中は項目の変更は行わないことを推奨します。


帳票項目の利用方法の設定

帳票項目の利用方法を、「オーバレイごとに利用する」と「帳票名ごとに利用する」から選択します。

複数の帳票で同じオーバレイを使用しており、そのオーバレイに対して、同じ帳票項目を設定したい場合は、「オーバレイごとに利用する」を選択します。

複数の帳票で同じオーバレイを使用していても、帳票名ごとに帳票項目を設定したい場合は、「帳票名ごとに利用する」を選択します。


オーバレイのない帳票での帳票項目の利用

オーバレイのない帳票で帳票項目を設定した場合、一度帳票を閉じてしまうと設定した帳票項目が無効となってしまいます。表示中に設定した帳票項目を次に帳票を表示したときも有効(データ変換、検索が可能)にする場合は、「オーバレイのない帳票でも、帳票項目を利用する」をチェックします。この場合、オーバレイがない帳票に対して、一意の帳票項目が保存/利用されます。


ページごと異なる範囲の帳票項目の設定

ページごと異なる範囲の帳票項目とは、下図のように、先頭ページ、中間ページ、最後のページでそれぞれ異なる範囲の設定が必要な帳票項目のことです。

一般アプリ帳票で、ページごと異なる範囲の帳票項目を設定する場合に、【帳票項目】タブの「ページごと異なる範囲の帳票項目を設定する機能を使用する」にチェックします。