帳票に対する実行履歴を保存するログファイルについて以下の情報を設定します。
ログファイルのサイズの設定
履歴のバックアップの設定
ログファイルの格納場所
ログの改ざん検知の設定
操作ログのログ情報
【操作ログ】タブの「ログファイルの扱い」で設定したログファイルには、リスト管理サーバの操作ログが採取されます。リスト管理サーバの操作ログは、リスト管理サーバで行われたList Worksの操作や処理を記録するログです。List Worksの操作や処理を行うたびにログが記録されます。
印刷データの操作/処理が実行された日時、ログイン名、内容など、利用状況のチェックを行い、エラーが発生した場合は、原因を分析するためにも利用することができます。
操作ログの格納場所として指定するフォルダには、List Worksを使用するユーザに対するフルアクセス権が必要です。ファイルのアクセス権は、オペレーティングシステムのセキュリティの設定で行います。
操作ログの改ざん検知を有効にすることにより、改ざんチェックコマンド(Windows版の場合:F5CWCKLG.EXE、Solaris版の場合:lvchklog)で操作ログが改ざんされているかどうかを確認することができます。
コマンドF5CWCKLG.EXE、lvchklogの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
この設定を有効にした場合、出力に時間を要するため、操作ログ(実行履歴)を出力する操作全般の処理能力が低下します。
設定を変更すると、サービス起動時に操作ログは「ログファイルの扱い」の設定に従ってバックアップされます。ただし、「ログファイルの扱い」で「ファイルサイズを無制限にする」を設定した場合は、操作ログは削除されます。
ログの改ざん検知の注意事項
操作ログ(実行履歴)の退避、改ざんチェックコマンドの起動は、バッチ(シェル)を作成し、実施する運用を推奨します。
ログの改ざん検知の設定を行う場合は、チェックを行う操作ログ(実行履歴)を退避してください。また、退避した操作ログ(実行履歴)に対して、チェックを行ってください。
ログの改ざん検知を有効にする場合、【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックス-【操作ログ】タブの「ログファイルの扱い」で「ファイルサイズが制限を越えたらバックアップファイルを作成する」を選択する運用を推奨します。