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Interstage List Works V10.3.1 環境構築手引書
FUJITSU Software

D.3.1 Solarisシステムの場合

List Works仮想プリンタを使用する場合は、Solarisシステムのlpadminコマンドで作成します。

List Works仮想プリンタを削除する場合には、コンソールからadmintoolコマンドを起動して削除します。

lpadminコマンド、admintoolコマンドの詳細については、“Solarisシステムのマニュアル”を参照してください。
List Works仮想プリンタの設定時に使用するlpadminコマンドおよびadmintoolコマンドについて説明します。

lpadminコマンド

lpadminコマンドの使用方法を説明します。List Works仮想プリンタを作成する時に使用します。


形式
          lpadmin     -p printer
                      -s host

説明
-p

List Works仮想プリンタ名をprinterに14バイト以内で指定します。List Works仮想プリンタ名には、リストナビで作成した受信フォルダ名を指定します。

-s

リスト管理サーバのホスト名(注)をhostに、Windows版の場合は15バイト以内、Solaris版の場合は8バイト以内で指定します。

注:IPv4アドレスに対応づけられたホスト名を指定してください。


使用例

以下の内容で作成する場合の使用例を示します。

情報名

設定値

リストナビで作成した受信フォルダ名

lwprt

リスト管理サーバのホスト名

lwserver


lpadmin -p lwprt -s lwserver

admintoolコマンド

admintoolコマンドの使用方法を説明します。List Works仮想プリンタを削除する時に使用します。

コンソールから、admintoolコマンドを起動します。


形式
admintool

admintool起動後は、以下の手順で操作します。

  1. プルダウンメニューの【ブラウズ】を選択し、リスト中の「プリンタ」を選択します。

  2. 削除するプリンタを選択します。

  3. プルダウンメニューの【編集】を選択し、リスト中の「削除」を選択します。

  4. 確認のウィンドウが表示されるので、【削除】を選択します。

注意

List Works仮想プリンタを作成したリスト管理サーバに実プリンタが存在する場合、admintoolコマンドで実プリンタを削除すると、連動してList Works仮想プリンタが削除されてしまいます。これは、Solarisシステムの仕様です。List Works仮想プリンタが削除されてしまった場合には、List Works仮想プリンタを再度作成してください。

例)

  1. ホスト名host1のサーバにList Works仮想プリンタを定義

    lpadmin -p lwprt -s host1

  2. ホスト名host1のサーバからVSPプリンタを削除

    lpadmin -x vsp

    この操作で、List Works仮想プリンタも削除されてしまいます。
    再度 1.の操作で仮想プリンタを作成してください。