リスト管理サーバの帳票を、Webクライアントから利用する運用を行う場合、Webブラウザが必要です。Web連携で運用する場合にインストールしてください。
Webクライアントに必要なWebブラウザやOSのレベルについては、ログイン画面の「ご使用になる前に」、Solaris版では“インストールガイド”に掲載していますので、そちらも必ず参照してください。 |
また、Web連携で運用する際に留意する点を以下に示します。
注意
Webクライアントの環境設定、注意事項については、ログイン画面の「ご使用になる前に」に掲載していますので、そちらも必ず参照してください。
運用に関して
WebゲートウェイサーバからListPrint(ActiveXコントロール)を自動的にダウンロードする場合、運用開始後、Webクライアントで最初に帳票の表示、帳票一覧からの印刷、およびポーリング印刷を行うとき、ListPrint(ActiveXコントロール)がWebクライアントにダウンロードされます。このとき、安全性を確認するためのダイアログボックスが表示されます。
帳票の表示、帳票一覧からの印刷、およびポーリング印刷の操作が2回目以降となるWebクライアントでは、すでにListPrintがダウンロードされているため、操作時に再度ダウンロードされることはありません。
Web連携の環境設定時にWWWサーバのURLを指定する運用を行っている場合、WebブラウザからログインするときのWWWサーバのURLは、Web連携の環境設定時に指定しているWWWサーバのURLの書式(IPアドレス指定、FQDN指定、ポート番号付きなど)と一致するように指定する必要があります。
Windows版の場合、URLの確認は【List Works Web連携環境設定】ダイアログボックスの設定を確認します。【List Works Web連携環境設定】ダイアログボックスについては、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 Solaris版の場合、URLの確認はWebアプリケーション環境定義ファイルの設定内容を確認します。Webアプリケーション環境定義ファイルについては、“3.12.3 Webアプリケーション環境定義ファイルの設定”を参照してください。 |
ListPrint(ActiveXコントロール)のダウンロードに関して
ListPrint のダウンロードにおいて、WebクライアントがWindows XP、および、Windows Server 2003の場合は、Administrators権限またはPower Users権限を持つユーザである必要があります。Windows Server 2012、Windows Server 2008、Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7およびWindows Vistaの場合は、Administrators権限を持つユーザである必要があります。
WWWサーバとWebクライアントが同一ネットワークセグメント(サブネット)になく、さらにWWWサーバをホスト名またはFQDN形式で指定する場合、WWWサーバの名前をDNSなどで名前解決しておく必要があります。
WebクライアントがWindows Server 2012、Windows Server 2008、Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7およびWindows Vistaの場合は、OSの管理者権限への昇格が必要になります。運用開始後、Webクライアントで最初に帳票の表示、帳票一覧からの印刷、およびポーリング印刷を行うときに表示される【ユーザアカウント制御】ダイアログボックスで【続行】ボタンを押下することによって管理者権限へ昇格されます。
参考
ListPrint(ActiveXコントロール)のファイルサイズは、約3MB~4MBです。
Adobe Readerに関して
PDF形式で帳票を表示する場合や、マニュアル(「ご使用になる前に」と「サンプルJSPについて」を含む)を参照する場合には、あらかじめ、Adobe ReaderをWebクライアントにインストールしておく必要があります。AdobeのホームページからAdobe Readerを入手してください。
IPv6環境でのURLの指定に関して
WebゲートウェイサーバとWebクライアントの間をIPv6で通信する場合、WebブラウザのURLにはIPv6アドレスに対応付けられたホスト名を指定します。このため、指定するホスト名は、あらかじめDNSサーバまたはhostsファイルで名前解決しておく必要があります。