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Interstage List Works V10.3.1 環境構築手引書
FUJITSU Software

3.12.6 Webアプリケーションサーバの環境構築

Web アプリケーションサーバの環境構築スクリプトを使用して、Web アプリケーションサーバの環境を構築します。環境構築スクリプトは、スーパーユーザだけが実行できます。

Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプト名と格納場所は、以下のとおりです。

環境構築スクリプト名

lw-gwsetenv.sh

格納場所
「/opt/FJSVlw-gw/bin」ディレクトリ配下

使用方法は以下のとおりです。

記述形式
lw-gwsetenv.sh [Multiple] [Servlet]
パラメタの説明
Multiple

コンテナ数をMultipleに指定します。コンテナ数は「1」から「10」までの半角数値で指定します。省略した場合は、「1」とみなします。Servletコンテナのポート番号には、コンテナ数の指定によって、8701~8710 までの値が割り振られます。

「1」から「10」の半角数値以外が指定された場合、エラーになります。

Servlet

使用するServletサービスの種類を「1」または「2」の半角数値で指定します。
Interstage Application Server V9を使用している場合は、「2」を指定します。Interstage Application Server V10を使用している場合は、「1」または「2」のどちらも指定できます。

省略した場合は、Interstage Application Server V9では「2」、Interstage Application Server V10では「1」とみなします。

1:Java EE (Servlet)
2:J2EE 互換 (Servlet)/Tomcat5.5 ベースServlet

参考

本製品は、Interstage Application Server Enterprise Edition V10.1.0相当の機能を同梱しています。


Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプトの実行が完了すると、以下のメッセージが表示されます。

Web Gateway Server was set up successfully.
Please connect to Web Gateway Server from Web Client now to confirm the setup.

上記のメッセージが表示されない場合は、ログファイルを参照して、環境構築中に発生したエラーの内容を確認します。ログファイルは、「/var/opt/FJSVlw-gw/log」ディレクトリに「lwgwsetenv.txt」というファイル名で出力されます。

Webアプリケーションサーバの環境構築の実行中に出力される可能性の高いメッセージを、“付録G Webアプリケーションサーバの環境構築時のメッセージ <Solaris版のみ>”に抜粋して掲載しています。参考にしてください。