List Worksのユーザ認証にオペレーティングシステムによる認証を利用する場合は、List Works の利用者情報を、Solarisシステムに登録します。利用者を登録する場合には、帳票を管理する部門ごとにユーザグループを作成することをお勧めします。これは部門ごとのセキュリティを実現するためです。
利用者情報の登録方法については、“Solarisシステムのマニュアル”を参照してください。 |
注意
ユーザの所属できるグループ数は、Solarisシステムで設定可能な数だけ対応していますが、5グループ以内を推奨しています。
V10 からリスト管理サーバに接続するユーザのパスワードを255バイトに拡張しました。14バイトを超えた文字数のパスワードを設定した場合、Windows版/Solaris版V8以前またはLinux版 V9 のList Worksからはアクセスできません。
ファイリング用パソコンのハードディスク、MO、およびCD-Rへのファイリングについては、ユーザのパスワードは14バイトを上限としています。そのため、パスワードが14バイトを超えるユーザは、ファイリング用パソコンのハードディスク、MO、およびCD-Rへのファイリングはできません。
以下のようなユーザグループを定義します。
営業部の帳票と総務部の帳票を分けて管理するために、営業部用のユーザグループと総務部用のユーザグループを定義します。
ユーザグループの定義の方法を以下に示します。なお、全社用のユーザグループと全利用者はすでにSolarisシステムに登録されているものとします。
ユーザグループを定義します。
# groupadd eigyo # groupadd soumu
利用者をユーザグループに追加します。
# usermod -G eigyo,soumu M0001 ←システム管理者を営業部用と総務部用グループに追加 # usermod -G eigyo E0001 ←営業部門の運用管理者を営業部用グループに追加 # usermod -G eigyo xxxxxx ←営業部門の一般利用者を営業部用グループに追加 # usermod -G eigyo yyyyy ← 〃 # usermod -G soumu S0001 ←総務部門の運用管理者を総務部用グループに追加 # usermod -G soumu ssssss ←総務部門の一般利用者を総務部用グループに追加 # usermod -G soumu ppppppp ← 〃