一般アプリ帳票、NetCOBOL/MeFt帳票、およびList Creator帳票をList Worksで運用するための回線形態には、以下の構成パターンがあります。
List Worksサーバ - クライアント間をLAN接続
List Worksサーバ - クライアント間をWAN接続
なお、各パターンとも、List Worksサーバ - クライアント間をWeb連携により運用することもできます。
注意
Web連携を利用する場合、ダイヤルアップ接続、ISDN 64kbps、およびISDN 128kbpsなど低速回線は推奨しません。高速回線をご使用することを推奨します。
(1) List Worksサーバ - クライアント間をLAN接続
List Worksサーバ - クライアント間をLANで接続して、帳票作成元で作成した帳票をクライアントサーバ運用で運用するパターンです。
アプリケーションサーバとList Worksサーバは同じサーバ機でも運用できますが、負荷などを考慮し、別のサーバ機で運用することを推奨します。List Worksサーバの管理者は、アプリケーションサーバの管理も同時に行います。すべてLANで接続するため、List WorksサーバとList Worksクライアント間のスムーズな運用が可能です。
(2) List Worksサーバ - クライアント間をWAN接続
本社の帳票出力元で作成した帳票を、各支店のList Worksクライアントで運用するパターンです。List Worksサーバ - クライアント間をWANで接続します。
本社の帳票出力元で作成した帳票を、各支店で共有できるというメリットがあります。なお、アプリケーションサーバとList Worksサーバは同じサーバ機でも運用できますが、負荷などを考慮し、別のサーバ機で運用することを推奨します。List Worksサーバの管理者は、アプリケーションサーバの管理も同時に行います。
List WorksサーバとList Worksクライアント間がWANのため、レスポンスが悪くなってしまいます。このため、クライアントサーバ運用で運用するときは、データを圧縮して通信する機能を利用することや、場合によっては、帳票をクライアントに複写するなどしてクライアントサーバ運用やスタンドアロン運用を検討する必要があります。この場合、複写された帳票は、各支店で管理することになります。
注意
Webクライアントの場合、WAN接続は推奨しません。