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Interstage List Works V10.3.1 運用手引書
FUJITSU Software

3.2.1 一般アプリ帳票、NetCOBOL/MeFt帳票、およびList Creator帳票を扱う場合

一般アプリ帳票、NetCOBOL/MeFt帳票、およびList Creator帳票をList Worksで運用するための回線形態には、以下の構成パターンがあります。

なお、各パターンとも、List Worksサーバ  -  クライアント間をWeb連携により運用することもできます。

注意

Web連携を利用する場合、ダイヤルアップ接続、ISDN 64kbps、およびISDN 128kbpsなど低速回線は推奨しません。高速回線をご使用することを推奨します。


(1) List Worksサーバ  -  クライアント間をLAN接続

List Worksサーバ  -  クライアント間をLANで接続して、帳票作成元で作成した帳票をクライアントサーバ運用で運用するパターンです。

アプリケーションサーバとList Worksサーバは同じサーバ機でも運用できますが、負荷などを考慮し、別のサーバ機で運用することを推奨します。List Worksサーバの管理者は、アプリケーションサーバの管理も同時に行います。すべてLANで接続するため、List WorksサーバとList Worksクライアント間のスムーズな運用が可能です。


(2) List Worksサーバ  -  クライアント間をWAN接続

本社の帳票出力元で作成した帳票を、各支店のList Worksクライアントで運用するパターンです。List Worksサーバ  -  クライアント間をWANで接続します。

本社の帳票出力元で作成した帳票を、各支店で共有できるというメリットがあります。なお、アプリケーションサーバとList Worksサーバは同じサーバ機でも運用できますが、負荷などを考慮し、別のサーバ機で運用することを推奨します。List Worksサーバの管理者は、アプリケーションサーバの管理も同時に行います。

List WorksサーバとList Worksクライアント間がWANのため、レスポンスが悪くなってしまいます。このため、クライアントサーバ運用で運用するときは、データを圧縮して通信する機能を利用することや、場合によっては、帳票をクライアントに複写するなどしてクライアントサーバ運用やスタンドアロン運用を検討する必要があります。この場合、複写された帳票は、各支店で管理することになります。

注意

Webクライアントの場合、WAN接続は推奨しません。