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Interstage Service Integrator V9.6.1 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

7.3.1 アダプタ出口用Javaインタフェース

アダプタ出口機能で呼び出す出口アプリケーションは、以下に示すISIが提供するアダプタ出口用Javaインタフェースを利用し作成します。

表7.2 アダプタ出口用Javaインタフェース

クラス名

説明

パッケージ

com.fujitsu.esi.process.api

アダプタ出口機能を利用するためのAPI群です。

インタフェース

ESIPreProcess

前出口用インタフェースです。

ESIPostProcess

後出口用インタフェースです。

ESIErrorHandler

エラー出口用インタフェースです。

データ格納クラス

ESIProcessDataBean

共通メッセージのペイロードとヘッダ、アダプタ固有情報オブジェクトを格納するデータ格納クラスです。

ESISOAPInfo

SOAPアダプタのアダプタ固有情報オブジェクトを格納するデータ格納クラスです。

例外クラス

ESIProcessException

エラー発生時の例外情報を格納するExceptionクラスです。

7.3.1.1 インタフェース

7.3.1.1.1 ESIPreProcess
パッケージ

com.fujitsu.esi.process.api

インタフェース

public interface ESIPreProcess

メソッド
7.3.1.1.2 ESIPostProcess
パッケージ

com.fujitsu.esi.process.api

インタフェース

public interface ESIPostProcess

メソッド
7.3.1.1.3 ESIErrorHandler
パッケージ

com.fujitsu.esi.process.api

インタフェース

public interface ESIErrorHandler

メソッド

注意

エラー出口処理で、パラメーターのmsg内に格納されている情報を更新したあとの情報をエラーシーケンスに通知する場合は、同期サービス呼出しメディエータファンクションの定義で、「呼出し先サービスからのエラーメッセージをエラーシーケンスに通知する」のチェックボックスをオン(チェックつき)にしてください。デフォルトでは、チェックボックスがオフ(チェックなし)になっているため、更新した情報がエラーシーケンスに通知されません。

同期サービス呼出しメディエータファンクションの定義については、“ISI Studio ヘルプ”の“同期サービスを呼び出す”および“ルーティングして同期サービスを呼び出す”を参照してください。

7.3.1.2 データ格納クラス

7.3.1.2.1 ESIProcessDataBean
パッケージ

com.fujitsu.esi.process.api

クラス

public class ESIProcessDataBean

出口アプリケーション用のデータ格納クラスです。ESIProcessDataBeanクラスは以下の情報を保持します。

  • 共通メッセージのペイロード

  • 共通メッセージのヘッダ

  • アダプタ固有情報オブジェクト

メソッド
7.3.1.2.2 ESISOAPInfo
パッケージ

com.fujitsu.esi.process.api

クラス

public class ESISOAPInfo

メソッド

7.3.1.3 例外クラス

7.3.1.3.1 ESIProcessException
パッケージ

com.fujitsu.esi.process.api

クラス

public class ESIProcessException extends Exception

出口アプリケーション用の例外クラスです。

コンストラクタ