Java EE実行環境では、インバウンドサービスエンドポイントがIII連携である場合、処理中にエラーが発生したメッセージに対してISI運用管理コンソールから再実行処理を実施することができます。このとき、IIIと連携した場合のメッセージIDである、再実行処理元の「連携サービス番号」を取得することができます。
再実行処理元の連携サービス番号は、ISIの共通メッセージヘッダから取得することができます。これにより、再実行処理時に再実行処理元(エラーが発生した処理)を特定できることから、一時的に作成したファイルを削除するなどの操作をユーザアプリケーション内で処理させることができます。
ヘッダパラメタキー名 | 情報 |
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ESIHeaderConstants.ESI_HEADER_KEY_RETRY_TARGET_ID | 再実行処理元の連携サービス番号です。 ISI運用管理コンソールからの再実行処理時に取得することができます。 |
注意
ISI運用管理コンソールからの再実行処理は、受信側のサービスエンドポイントの種別がIII連携で、メッセージ処理状態が「受信異常」、「シーケンス異常」、「送信異常」のどれかの場合にだけ実行することができます。詳細は、“ISI Java EE運用ガイド”の“ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。