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Interstage Service Integrator V9.6.1 解説書
FUJITSU Software

2.6.5 業務に応じたリソース調整機能

  1. J2EE実行環境の場合

    業務に応じたリソース調整機能は、1台のサーバに複数のISIサーバを設定できるため、連携業務ごとの独立性を確保します。
    業務に応じたリソース調整機能には、以下の特長があります。

    • 1台のサーバに、複数のISIサーバ、SOAPアダプタ、CORBAアダプタを構築することが可能

    • それぞれのワークユニットで、メモリのヒープ領域を設定や多重度設定などが可能
      これにより連携業務の特長に合わせたチューニングが可能

    • ISIサーバやSOAPアダプタなどのワークユニット単位で起動・停止が可能

    • サービス利用側アプリケーションからは、接続先のSOAPアダプタやCORBAアダプタを選択、またはISIサーバを選択して実行(サービスエンドポイント定義を利用)

    • ISIサーバを1つだけセットアップする“デフォルト”のセットアップに加え、ISIサーバを“追加する”ためのセットアップが可能

    業務に応じたリソース調整機能は、拡張構成のISIサーバ分離構成で利用できます。ISIサーバ分離構成の利用方法については、“ISI 導入ガイド”の“ISIサーバ分離構成のセットアップ”を参照してください。

  2. Java EE実行環境の場合

    業務に応じたリソース調整機能は、1台のサーバに複数のISI実行環境をセットアップできるため、連携業務ごとの独立性を確保します。
    業務に応じたリソース調整機能には、以下の特長があります。

    • 1台のサーバに、複数のISI実行環境を構築することが可能

    • それぞれのISIサーバやアダプタで、メモリのヒープ領域を設定や多重度設定などが可能
      これにより連携業務の特長に合わせたチューニングが可能

    • サービス利用側アプリケーションからは、接続先のSOAPアダプタを選択、またはISIサーバを選択して実行(サービスエンドポイント定義を利用)

    業務に応じたリソース調整機能は、拡張構成のISIサーバ分離構成で利用できます。ISIサーバ分離構成の利用方法については、“ISI Java EE導入ガイド”の“ISIサーバ分離構成のセットアップ”を参照してください。