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Interstage Interaction Manager V10.1.2 AjaxフレームワークUI部品リファレンス
FUJITSU Software

5.2.4 フォーカス移動におけるInternet Explorerの動作に関する注意事項

Internet Explorerでは、画面をフレーム分割したり、<iframe>タグを使用したりしている場合で、かつそれらのフレームにスクロールバーが表示されている場合、マウスでスクロールバーをクリックした際にフォーカス移動上の不具合が発生します。

あるUI部品上にフォーカスが当たっているときに、ほかのフレームのスクロールバーをマウスでクリックすると、部品に対してblurイベントが発生するにもかかわらず、依然としてその部品に対してキー入力が可能な状態となります。このような状態でキー入力を行うと、入力したデータが失われたり誤ったデータが設定されたりする危険性があります。このような状態で、キー入力を行わないように注意してください。

スクロールバー以外の部分をクリックすることで、フォーカスとキー入力の可・不可の関係は、正しい状態に戻ります。

また、画面設計を行う際にも、フレームにスクロールバーが表示されないよう考慮してください。