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Interstage Interaction Manager V10.1.2 ポータル 運用ガイド
FUJITSU Software

5.11 ポータル機能のInternet Explorer標準モードの動作設定

ここでは、ポータル機能のInternet Explorer標準モードの動作設定について説明します。

対応するInternet Explorer の標準モードは以下のとおりです。

ブラウザモード

ドキュメントモード

Internet Explorer 11 標準

-

Edge

Internet Explorer 10 標準

Internet Explorer 10

Internet Explorer 10 標準

Internet Explorer 9 標準

Internet Explorer 9

Internet Explorer 9 標準

ポータル画面をInternet Explorerの標準モードで動作させる設定は、以下の手順で行います。

  1. ポータル機能の停止
    ポータル、管理コンソールをまとめて停止します。
    詳細は、「5.5.1 ポータル機能の起動」の「ポータル、管理コンソールをまとめて停止する」を参照してください。

  2. Interstage Java EE管理コンソールへのログイン
    Application ServerのInterstage Java EE管理コンソールにログインします。
    詳細は、「5.5.1 ポータル機能の起動」の「Interstage Java EE管理コンソールにログインする」を参照してください。

  3. IJServerクラスタのJVMオプションの設定
    ポータル機能のIJServerクラスタのJVMオプションを設定します。

    1. [設定]を選択します。

    2. 設定一覧からIJServerクラスタの設定名を選択します。

      IJServerクラスタの設定名:[IJServerクラスタ名]-config

    3. 構成から[JVM設定]を選択します。

    4. [JVMオプション]タグを選択し、プロキシサーバの情報をJVMオプションに追加、または変更します。

      設定項目

      説明

      emu.rcfportal.browser.edge

      本オプションにtrueを指定すると、ユーザーのブラウザがInternet Explorerの場合、ポータル機能はInternet Explorerの標準モードで動作します。

      例) -Demu.rcfportal.browser.edge=true

    5. 保存ボタンをクリックします。

  4. ポータル機能の起動
    ポータル、管理コンソールをまとめて起動します。
    詳細は、「5.5 ポータル機能の起動と停止」の「ポータル、管理コンソールをまとめて起動する」を参照してください。

ポイント

  • Internet Explorerの標準モードでログイン画面を動作させる場合、ログイン画面にInternet Explorer標準モード用のmetaタグを修正してください。修正方法は以下のとおりです。

    • 修正前:製品添付のログイン画面のmetaタグ
      <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=EmulateIE7"/>

    • 修正後:Internet Explorer標準モード用のmetaタグ
      <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge"/>

    ログイン画面のカスタマイズ方法についての詳細は、「5.6 ログイン画面の設定」を参照してください。

  • Internet Explorerの標準モードでポータルを表示する場合は、ブラウザの「互換表示設定」のサイトにポータルのサイトを設定する必要はありません。