ここでは、ポータル機能のInternet Explorer標準モードの動作設定について説明します。
対応するInternet Explorer の標準モードは以下のとおりです。
ブラウザモード | ドキュメントモード | |
---|---|---|
Internet Explorer 11 標準 | - | Edge |
Internet Explorer 10 標準 | Internet Explorer 10 | Internet Explorer 10 標準 |
Internet Explorer 9 標準 | Internet Explorer 9 | Internet Explorer 9 標準 |
ポータル画面をInternet Explorerの標準モードで動作させる設定は、以下の手順で行います。
ポータル機能の停止
ポータル、管理コンソールをまとめて停止します。
詳細は、「5.5.1 ポータル機能の起動」の「ポータル、管理コンソールをまとめて停止する」を参照してください。
Interstage Java EE管理コンソールへのログイン
Application ServerのInterstage Java EE管理コンソールにログインします。
詳細は、「5.5.1 ポータル機能の起動」の「Interstage Java EE管理コンソールにログインする」を参照してください。
IJServerクラスタのJVMオプションの設定
ポータル機能のIJServerクラスタのJVMオプションを設定します。
[設定]を選択します。
設定一覧からIJServerクラスタの設定名を選択します。
IJServerクラスタの設定名:[IJServerクラスタ名]-config
構成から[JVM設定]を選択します。
[JVMオプション]タグを選択し、プロキシサーバの情報をJVMオプションに追加、または変更します。
設定項目 | 説明 |
---|---|
emu.rcfportal.browser.edge | 本オプションにtrueを指定すると、ユーザーのブラウザがInternet Explorerの場合、ポータル機能はInternet Explorerの標準モードで動作します。 例) -Demu.rcfportal.browser.edge=true |
保存ボタンをクリックします。
ポータル機能の起動
ポータル、管理コンソールをまとめて起動します。
詳細は、「5.5 ポータル機能の起動と停止」の「ポータル、管理コンソールをまとめて起動する」を参照してください。
ポイント
Internet Explorerの標準モードでログイン画面を動作させる場合、ログイン画面にInternet Explorer標準モード用のmetaタグを修正してください。修正方法は以下のとおりです。
修正前:製品添付のログイン画面のmetaタグ
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=EmulateIE7"/>
修正後:Internet Explorer標準モード用のmetaタグ
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge"/>
ログイン画面のカスタマイズ方法についての詳細は、「5.6 ログイン画面の設定」を参照してください。
Internet Explorerの標準モードでポータルを表示する場合は、ブラウザの「互換表示設定」のサイトにポータルのサイトを設定する必要はありません。