GLSの仮想アダプターをHyper-VのゲストOSに導入してネットワークを二重化する場合に適した構成です。
構成
図B.8 ゲストOSにGLSを導入する構成
設定手順
設定手順は物理サーバ上での設定と同じです。
詳細は、“A.1.1 仮想アダプターが1つの場合”や“A.1.2 仮想アダプターが2つの場合”を参照してください。
注意
OSがWindows Server 2008 R2以降の場合、Hyper-V マネージャーでGLSが束ねるネットワークアダプターを作成する際、[MAC アドレスのスプーフィングを有効にする]にチェックを入れてください。
Hyper-VのゲストOSでは物理アダプターのリンク状態が通知されないため、リンク状態監視を行うことができません。このため、ゲストOSごとに、ping監視を必ず設定するようにしてください。
参考
タグVLAN通信を行う場合、ゲストOSのネットワークアダプターの設定でVLAN IDを指定してください。GLSの仮想アダプターにVLAN IDを設定する必要はありません。