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PRIMECLUSTER GLS for Windows ユーザーズガイド 4.3

F.2.3 非互換機能

4.3A20において、前バージョンから非互換となる機能について説明します。

F.2.3.1 物理アダプターが使用するネットワーク機能の復旧をサポート

【非互換内容】

stphanetコマンドまたはhanetnicコマンドのdeleteサブコマンド実行後、仮想アダプターで束ねていた物理アダプターは、束ねられる前と同じネットワーク機能を使用することができます。

【変更点1

変更前

仮想アダプターで束ねていた物理アダプターは、インストール済みの全ネットワーク機能にチェックが入った状態になります。

変更後

仮想アダプターで束ねていた物理アダプターは、束ねられる前と同じネットワーク機能にチェックが入った状態になります。

【変更点2】

変更前

GLSのインストール後は、すべてのネットワークアダプターにおいて、GLSのドライバにチェックが入った状態になります。

変更後

GLSのインストール後は、すべてのネットワークアダプターにおいて、GLSのドライバにチェックが入っていない状態になります。

【変更点3】

変更前

仮想アダプターで束ねられる物理アダプターでは、仮想アダプターの活性化/非活性化によって、GLSのドライバのチェック状態は変更されません。

変更後

仮想アダプターで束ねられる物理アダプターでは、仮想アダプターの活性化/非活性化によって、GLSのドライバのチェック状態が以下のように変更されます。

ポイント

ネットワーク機能のチェック状態は、[コントロールパネル]-[ネットワーク接続]画面で物理アダプターを選択すると、[プロパティ]画面に表示されます。

F.2.3.2 MSFCの汎用アプリケーションリソースに設定するパラメタの初期値を変更

【非互換内容】

MSFCの汎用アプリケーションリソースに設定するパラメタにおいて、-iオプションの初期値をMSFCの推奨値である5に変更しました。

変更点

変更前

-iオプションの初期値は10です(MSCSの推奨値)。

変更後

-iオプションの初期値は5です(MSFCの推奨値)。詳細は、“PRIMECLUSTER GLS for Windows クラスタ連携ガイド MSFC編”を参照してください。