伝送路二重化機能4.1A20において、前バージョンから非互換となるコマンドは以下のとおりです。
【内容】
hanetconfigコマンドの’-i’または’-e’オプションで指定するホスト名に、RFC952とRFC1123で許可していない不当な文字列(英数字、ピリオド、ハイフン以外)が存在する場合は、エラーとします。詳細については“7.1 hanetconfigコマンド”を参照してください。
【変更点】
変更前
不当な文字列が存在する場合は、エラーとしません。
変更後
不当な文字列が存在する場合は、エラーとします。
【注意事項】
伝送路二重化機能4.0A20でホスト名の文字列内に英数字、ピリオド、ハイフン以外を使用している場合には、hanetbackupコマンドで退避した環境設定ファイルを4.1A20に移行する前に、あらかじめホスト名を変更し、文字列内から英数字、ピリオド、ハイフン以外を削除してください。ホスト名を変更せずにそのまま移行した場合、仮想インタフェースの活性化はできなくなります。
【内容】
hanetpollコマンドの’-p’オプションで指定するホスト名に、RFC952とRFC1123で許可していない不当な文字列(英数字、ピリオド、ハイフン以外)が存在する場合は、エラーとします。詳細については“7.7 hanetpollコマンド”を参照してください。
【変更点】
変更前
不当な文字列が存在する場合は、エラーとしません。
変更後
不当な文字列が存在する場合は、エラーとします。
【注意事項】
伝送路二重化機能4.0A20でホスト名の文字列内に英数字、ピリオド、ハイフン以外を使用している場合には、hanetbackupコマンドで退避した環境設定ファイルを4.1A20に移行する前に、あらかじめホスト名を変更し、文字列内から英数字、ピリオド、ハイフン以外を削除してください。ホスト名を変更せずにそのまま移行した場合、仮想インタフェースの活性化はできなくなります。
【内容】
仮想インタフェースの活性化において、活性化に失敗した仮想インタフェースが複数の場合、エラーメッセージが仮想インタフェースごとに出力されます。
【変更点】
変更前
仮想インタフェースごとのメッセージ出力を行いません。
なお、複数の仮想インタフェースを活性化した場合のメッセージは以下のように表示されます。
# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/strhanet -n sha0,sha1 hanet: 00000: information: normal end. |
変更後
仮想インタフェースごとのメッセージ出力を行います。
なお、複数の仮想インタフェースを活性化した場合のメッセージは以下のように表示されます。
# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/strhanet -n sha0,sha1 hanet: 00000: information: normal end. name=sha0 hanet: 00000: information: normal end. name=sha1 |
【注意事項】
コマンド実行時に、どの仮想インタフェースが活性化に失敗したのかを確認できます。
【内容】
仮想インタフェースの非活性化において、非活性化に失敗した仮想インタフェースが複数の場合、エラーメッセージが仮想インタフェースごとに出力されます。
【変更点】
変更前
仮想インタフェースごとのメッセージ出力を行いません。
なお、複数の仮想インタフェースを非活性化した場合のメッセージは以下のように表示されます。
# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/stphanet -n sha0,sha1 hanet: 00000: information: normal end. |
変更後
仮想インタフェースごとのメッセージ出力を行います。
なお、複数の仮想インタフェースを非活性化した場合のメッセージは以下のように表示されます。
# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/stphanet -n sha0,sha1 hanet: 00000: information: normal end. name=sha0 hanet: 00000: information: normal end. name=sha1 |
【注意事項】
コマンド実行時に、どの仮想インタフェースが非活性化に失敗したのかを確認できます。