GLSでは、すでに構築されているシステムをクローニングし、IPアドレスを変更することで新しいシステムを構築することができます。
本章では、各通信方式のシングルシステムおよび1:1運用待機構成のクラスタシステムを例にして、クローニングの手順を説明します。
注意
複製元と複製先はハード構成(機種やディスク/NICの搭載位置を含めて)を同一にしてください。
クローニングにあたっての条件は、利用するクローニングソフト/クローニング機能に準拠します。
クラスタシステムをクローニングする場合は、事前にマニュアル“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照し、システム全体の変更作業手順を把握しておいてください。
クローニングによる構築手順
クローニングによるGLSの構築手順は以下のような流れで行います。
図F.1 クローニングによるGLSの構築手順