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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.4 (伝送路二重化機能編)
FUJITSU Software

C.5.4 仮想ブリッジの設定

以下のネットワーク構成をもとに、仮想ブリッジの設定例を記載します。

図C.6 仮想ブリッジ(br0)にIPアドレスを設定する場合

仮想ブリッジの設定の追加手順

1) 仮想インタフェースの設定を作成してください。

2) 仮想インタフェースを活性化している場合は、非活性化してください。

# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/stphanet -n sha0

3) 新規にインタフェース設定ファイルを作成してください。

# /bin/touch /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br0

4) 仮想ブリッジにIPアドレス等を設定します。

5) 仮想インタフェースの設定ファイルを編集します。

「IPADDR」、「NETMASK」等のIPアドレスに関する項目を削除してください。
また、「BRIDGE=br0」の項目を追加してください。

6) 仮想インタフェースを活性化します。

# /sbin/ifup sha0

7) 仮想ブリッジを活性化します。

# /sbin/ifup br0

仮想ブリッジの設定の削除手順

1) 仮想ブリッジを非活性化します。

# /sbin/ifdown br0 boot

2) 仮想インタフェースを非活性化し、仮想ブリッジを解体します。

# /sbin/ifdown sha0 boot

3) 手動で作成したインタフェース設定ファイルを削除します。

# /bin/rm /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br0

4)仮想インタフェースの設定ファイルを編集します。

「BRIDGE=br0」の項目を削除してください。
また、必要に応じて、「IPADDR」、「NETMASK」等のIPアドレスに関する項目を追加してください。

5) 仮想インタフェースを活性化します。

# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/strhanet -n sha0