HUBの交換前後で監視先のIPアドレスの変更がある場合の手順は以下のとおりです。
クラスタ運用中の場合はクラスタアプリケーションを停止します。
通信を継続するため、交換するHUBを待機側にするようにNICを切り替えます。
# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanetnic change -n shaX |
待機パトロール監視を停止します。
# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/stpptl -n shaY |
HUB監視または、HUB-HUB間監視を停止します。
# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanetpoll off |
HUBを交換します。HUBへのIPアドレス設定等はHUB付属のマニュアルを参照してください。
HUB3が正しく設置されたかどうか確認するため、HUB3へのpingが正常に応答するか確認します。pingが応答しない場合はHUB本体および機器の結線を確認してください。
# ping 192.168.10.253 |
hanetpoll modifyコマンドでHUB監視先情報を変更します。
# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanetpoll modify -n shaX -p 192.168.10.253,192.168.10.252 |
監視先の変更を有効にするために、GLSのデーモンを再起動する必要があります。システムをリブートしてください。
# shutdown -r now または # /opt/FJSVhanet/usr/sbin/resethanet -s |
必要に応じてクラスタアプリケーションを起動してください。
