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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.4 (伝送路二重化機能編)
FUJITSU Software

2.6.1 通信相手ホスト監視機能

GS連携方式では、通信相手のアダプタのIPアドレスに対して、ping監視を一定間隔で実行します。
以下のいずれかの場合、経路の切替えを行い、メッセージを出力します。

それ以降は他経路を使用して通信を継続します。また、異常を検出した経路に対してping監視を一定間隔で実行します。伝送路の復旧を検出した場合や相手からの復旧通知受信した場合、メッセージを出力後、復旧した経路を通信に使用できるようにします。

注意

本機能は、実行したpingが30秒間無反応になった場合、pingのハングアップとして検出します。

図2.42 通信相手ホスト監視

参照

異常検出のためのping監視の間隔や回数は、hanetobservコマンドの-s、-cで設定し、復旧検出のためのping監視の間隔は、hanetobservコマンドの-bで設定します。また、ping監視のあて先は、hanetobservの-tで設定します。詳細は、“7.15 hanetobservコマンド”を参照してください。