PDFフォント登録手順の参照先であるオンラインマニュアル“PDF変換機能編”(「帳票設計時のフォントをPDF中に使用する」)の記述において、TIFF出力で異なる箇所を説明します。
TIFF出力では、帳票出力情報ファイルのキーワード「PDFJIS2004MODE」の設定値に関係なく、帳票設計時に使用したフォント(字形変更文字およびサロゲートペア文字を含む)を出力することができます。
TIFF出力では、エンベッド指定は無効です。
TIFF出力では、Adobe AcrobatおよびAdobe Readerを使用した操作は対象外です。
List Creatorにフォントの登録を行う場合、以下の注意事項があります。
GUIでPDFフォント登録を行う場合
[List Creator]-[環境設定]-[PDF・TIFFファイル フォント登録]から登録したフォントについての詳細情報画面において、「エンベッド指定」は無効です。
コマンドラインでPDFフォント登録を行う場合
<フォントを登録するとき>
enttコマンドの“-o オプション”(エンベッド指定時に使用するオプション)は無効です。
<フォントの登録状態を表示するとき>
lsttコマンドを実行して表示される情報は、以下のとおりです。
フォント番号:言語:PDFフォント名:エンベッド方針(*1):フォント名:外字フォント名
*1:TIFF出力では無効な情報です。無視してください。
<フォントを登録するとき>
enttコマンドの“-o オプション”(エンベッド指定時に使用するオプション)は無効です。
<フォントの登録状態を表示するとき>
lsttコマンドを実行して表示される情報は、以下のとおりです。
フォント番号:言語:PDFフォント名:エンベッド方針(*1):フォント名:外字フォント名
*1:TIFF出力では無効な情報です。無視してください。
置換フォントの設定を行わずに、List Creatorの帳票出力コマンド(prprintコマンドなど)や各種インタフェース(Javaインタフェースなど)から帳票出力を行う場合、MS 明朝やMS ゴシックのフォント登録の有無にかかわらず、以下のようにマッピングして出力されます。
FUJ明朝体
FUJゴシック体
@FUJ明朝体
@FUJゴシック体
登録されていないフォントを使用した場合、以下のように出力されます。
FUJ明朝体
FUJ明朝体
FUJゴシック体