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Interstage List Creator V10.4.1 TIFF出力機能編
FUJITSU Software

2.2 TIFF出力

TIFF出力する場合は、帳票の出力方法と格納先ファイル名を指定する必要があります。

以下のどちらかの方法で指定します。

なお、指定の優先順位は、以下のとおりです。

  1. 帳票出力時に帳票出力インタフェースでの指定

  2. 帳票設計時にList Creator デザイナでの指定

ポイント

帳票出力インタフェースとList Creator デザイナの両方で帳票の出力方法および格納先ファイル名を指定した場合は、帳票出力インタフェースの指定が有効になります。


帳票出力時に帳票出力インタフェースで指定する方法
  • コマンドの場合(prprint/prprintx/prputprt/prdsexec)

    以下のコマンドオプションを指定します。

    • -atdirectオプションまたは-atmethodオプションに「tiff」(TIFF出力)を指定します。

    • -keeptiffオプションに格納先ファイル名を指定します。

  • コマンドの場合(prputex)

    以下のコマンドオプションを指定します。

    • -atdirectオプションまたは-atmethodオプションに「tiff」(TIFF出力)を指定します。

    • -lckeeptiffオプションに生成するTIFFファイル名をフルパスで指定します。

  • Javaインタフェースの場合

    PrintPropertiesクラスのsetPropertyメソッドの以下のキーを指定します。

    • ID_DIRECTMETHODキーまたはID_OUTPUTMODEキーの値に「TIFF」(TIFF出力)を指定します。

    • 帳票出力サーバでTIFFファイルを生成する場合は、ID_KEEPTIFFキーに格納先ファイル名を指定します。

    • コネクタ連携時にアプリケーションサーバでTIFFファイルを生成する場合は、ID_RETURNTIFFPATHキーに生成するTIFFファイル名を指定します。

  • .NETインタフェースの場合

    PrintPropertiesクラスの以下のプロパティを指定します。

    • DirectMethodプロパティまたはOutputModeプロパティの値に「OUTPUTMODE_TIFF」(TIFF出力)を指定します。

    • 帳票出力サーバでTIFFファイルを生成する場合は、KeepTiffプロパティに格納先ファイル名を指定します。

    • コネクタ連携時にアプリケーションサーバでTIFFファイルを生成する場合は、ReturnTiffPathプロパティに生成するTIFFファイル名を指定します。

  • カスタムコントロールの場合

    カスタムコントロール「PrctrlEx Control」の以下のプロパティを指定します。

    • DirectMethodプロパティまたはOutputModeプロパティに「TRUE」(アプリケーションで出力方法を指定する場合)を指定します。

    • OutputTiffプロパティに「TRUE」(TIFFファイルを出力する)を指定します。

    • KeepTiffプロパティに格納先ファイル名を指定します。

ポイント

帳票出力インタフェースの詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。


帳票設計時にList Creator デザイナで指定する方法
  1. List Creator デザイナの帳票定義一覧画面で出力対象の帳票定義情報を選択し、[ファイル]-[プロパティ]を選択します。

    帳票業務情報のプロパティ画面が表示されます。

  2. [ファイル(TIFF)]タブを選択し、「TIFFファイルに出力する」チェックボックスをチェックします。

  3. 格納先ファイル名を指定します。

ポイント

List Creator デザイナで指定する場合の操作については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。