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Interstage List Creator V10.4.1 クエリ機能編
FUJITSU Software

2.9 項目情報ファイルの作成

項目情報ファイルを作成する方法について説明します。

項目情報ファイルとは、帳票に定義する項目の情報をあらかじめ定義しておくファイルです。クエリ定義では、問合せ条件で設定した「印刷フィールド」、「データ型」、および「桁数」を項目情報ファイルに格納することができ、これを元に帳票を作成できます。

帳票作成時の項目情報ファイルの記述形式や使用方法については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。

=操作手順=
  1. クエリ定義画面で、[ファイル]-[項目情報ファイルの保存]を選択します。
    ⇒項目情報ファイルの保存画面が表示されます。

  2. 保存する場所、項目情報ファイル名を指定します。

  3. [保存]ボタンをクリックします。
    ファイルの保存先に同一名の項目情報ファイルが存在した場合は、確認メッセージが表示されます。
    ⇒項目情報ファイルが作成されます。

    注意

    • 以下の場合、項目情報ファイルを保存できません。

      • データベースを開く画面で対象とする表を選択していない場合

      • 「印刷フィールド」領域に、帳票の入力データ項目が定義されている行が1つもない場合

項目情報ファイルに格納する情報

なお、項目情報ファイルは以下の形式で記述されます。

[ITEMINFO]
項目名    = 項目種別,項目長,小数部桁数(項目種別が数字の場合)
項目名    = 項目種別,項目長
:
[INFOMNG]
BASIC=1
項目名

「印刷フィールド」領域の項目名が設定されます。

項目種別、項目長、小数部桁数

データベースから通知されたデータ型をもとに自動的に設定されます。

データベースから通知されたデータ型と項目情報ファイルに保存する項目種別、項目長、および小数部桁数の関係を以下に示します。

データベースから通知されたデータ型

項目種別

項目長/小数部桁数

文字項目

文字(CHAR)

テキスト(Mtext)

項目長  全体桁数(ユーザの指定値)

日本語(NCHAR)

数字項目

10桁の整数(INT)

数字型(Numeric)

項目長  10桁  小数部 0

5桁の整数(SMALLINT)

項目長   5桁  小数部 0

内部10進数(DECIMAL)
外部10進数(NUMERIC)

項目長  全体桁数
小数部  小数部桁数

浮動小数(DOUBLE)

項目長  15桁  小数部 0

浮動小数(REAL)

項目長   6 桁  小数部 0

日付項目

拡張日時

数字型(Numeric)

項目長   8桁

日時

日付

時刻

テキスト(Mtext)

以下に、項目情報ファイルの例を示します。

[ITEMINFO]
従業員番号=Numeric,10,0
氏名=Mtext,510
月=Numeric,10,0
日=Numeric,10,0
出勤時間=Numeric,10,0
退勤時間=Numeric,10,0
所定内時間=Numeric,10,0
残業時間=Numeric,10,0
備考=Mtext,510

[INFOMNG]
BASIC=1