クエリ定義とは、帳票の入力データ項目とデータベースの表の項目とを関連付け、必要な入力データを取り出すための条件(問合せ条件)を作成する機能です。作成した問合せ条件は、クエリ定義として保存します。
なお、本書では、「データベースの表の項目」のことを「データベースの項目」と記述します。
次に、クエリ定義の特長を示します。
帳票を参照してクエリ定義を作成できます。
参照した帳票の入力データ項目から、クエリ定義の印刷フィールドを設定できます。
特定の帳票に出力するデータを取り出すためのクエリ定義を作成する場合に使用します。
問合せ条件の指定データベースの表の項目に対して、次の問合せ条件を指定できます。
表の結合
項目名/演算式
出力時の編集
検索条件
ソート
重複レコードの排除
問合せ条件に矛盾がないかを検査できます。
問合せ条件の指定に論理矛盾がないか、表の結合条件にエラーがないかなどを検査します。検査の結果、問合せ条件に矛盾があった場合、エラーメッセージが表示されます。
作成途中の問合せ条件をクエリ定義として保存できます。
問合せ結果を確認できます。
問合せを実行し、問合せ条件が適切かどうかを確認できます。
問合せ処理の実行結果をテキストファイル(CSVファイル)に出力できます。
出力結果を別の帳票への出力に使用することができます。
項目情報ファイルを作成できます。
作成したクエリ定義から項目情報ファイルを作成できます。項目情報ファイルは、別の帳票レイアウトの作成時に使用することができます。クエリ定義を作成し、問合せた結果に合う帳票を作成する場合に使用します。