原因
以下のいずれかの原因のため、再送処理が繰り返し行われている可能性があります。
SMTPサーバが停止している
SMTPサーバの設定が誤っている
List Creator V9.1.0より再送処理は60回までとなりました。再送処理が60回を超えると、それ以降は再送処理を行いません。
対処方法
再送処理を停止させるには、以下の方法があります。
メールの送信キュー(ファイル)の削除による送信中止
メールの送信キュー(ファイル)の保存先の変更による送信一時停止
上記いずれかの対処を行ってください。
●メールの送信キュー(ファイル)の削除による送信中止
アプリケーションサーバがWindowsの場合
以下の手順で対処してください。
PDFメール配信のサービス「ListCREATOR SendMaild Service」を停止します。サービスの停止方法については、Windowsのオンラインヘルプなどを参照してください。
以下のフォルダ配下のファイルをすべて削除します。
List Creatorインストールディレクトリ\mailqueue
ポイント
PDFメール環境設定ファイル(swmailenv.ini)の「MLF_QueSavePath」キーワードが設定されている場合は、設定されているフォルダ内のすべてのファイルを削除します。
PDFメール配信のサービス「ListCREATOR SendMaild Service」を起動します。
注意
「List Creatorインストールディレクトリ¥mailqueue」配下には、PDFメール配信機能でメール送信する場合に必要なデータが格納されています。
フォルダ内のデータを削除すると、メールの再送ができなくなるので注意してください。
ポイント
サービスの停止、または起動方法については、Windowsのオンラインヘルプなどを参照してください。
アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合
以下の手順で対処してください。
以下のコマンドを実行し、PDFメール配信のサービスを停止します。
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail stop
/opt/FJSVedoc/etc/K55FJSVedocmail stop
以下のフォルダ配下のファイルをすべて削除します。
/var/opt/FJSVedoc/mailqueue/
ポイント
PDFメール環境設定ファイル(swmailenv.dat)の「MLF_QueSavePath」キーワードが設定されている場合は、設定されているフォルダ内のすべてのファイルを削除します。
以下のコマンドを実行し、PDFメール配信のサービスを起動します。
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail start
/opt/FJSVedoc/etc/S88FJSVedocmail start
注意
「/var/opt/FJSVedoc/mailqueue/」配下には、PDFメール配信機能でメール送信する場合に必要なデータが格納されています。
ディレクトリ内のデータを削除すると、メールの再送ができなくなるので注意してください。
●メールの送信キュー(ファイル)の保存先の変更による送信一時停止
アプリケーションサーバがWindowsの場合
以下の手順で対処してください。
PDFメール配信のサービス「ListCREATOR SendMaild Service」を停止します。
PDFメール環境設定ファイル(swmailenv.ini)の[MLF_FixedItem]セクションの「MLF_QueSavePath」キーワードに、PDFファイルのメールの送信時に必要なデータを格納するフォルダを設定します。
PDFメール配信のサービス「ListCREATOR SendMaild Service」を起動します。
注意
「List Creatorインストールディレクトリ¥mailqueue」配下には、PDFメール配信機能でメール送信する場合に必要なデータが格納されています。
フォルダ内のデータを削除すると、メールの再送ができなくなるので注意してください。
ポイント
サービスの停止、または起動方法については、Windowsのオンラインヘルプなどを参照してください。
アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合
以下の手順で対処してください。
以下のコマンドを実行し、PDFメール配信のサービスを停止します。
/opt/FJSVedoc/etc/K55FJSVedocmail stop
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail stop
PDFメール環境設定ファイル(swmailenv.dat)の[MLF_FixedItem]セクションの「MLF_QueSavePath」キーワードに、PDFファイルのメールの送信時に必要なデータを格納するディレクトリを設定します。
以下のコマンドを実行し、PDFメール配信のサービスを起動します。
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail start
/opt/FJSVedoc/etc/S88FJSVedocmail start
ポイント
PDFメール環境設定ファイル(swmailenv.iniまたはswmailenv.dat)の[MLF_FixedItem]セクションの「MLF_QueSavePath」キーワードの設定内容を元に戻すと、メールの再送処理を再開できます。
ただし、V9.1.0以降でメールの再送処理が60回を超えたものは再開されません。なお、V10.1.0以降では再送回数が変更できます。詳細は、オンラインマニュアル“PDF変換機能編”を参照してください。