以下のセキュリティが設定されているPDFファイルを、一部のAdobe Reader 7.0、または9.0.0以降で開くと、セキュリティを変更ができないユーザが、セキュリティを変更できる状態で開くことがあります。
印刷許可指定
文書変更の許可指定
テキストとグラフィックスの選択の許可指定
注釈とフォームフィールドの追加と変更の許可指定
対処方法
ユーザアプリケーション実行時に、PDFファイルのセキュリティオプション変更パスワードを指定してください。
List Creator帳票出力インタフェースを使用する場合
prprintの場合
-gpdfsecupwdオプションで指定します。
Javaインタフェースの場合
以下のいずれかのメソッドで指定します。
PrintPropertiesクラスのsetPropertyメソッドのID_SECUPWDキー
PrintPropertiesクラスのsetPdfSecuPwdメソッド
.NETインタフェースの場合
PdfSecupwdプロパティを指定します。
COMインタフェースの場合
PdfSecupwdプロパティを指定します。
カスタムコントロールの場合
PdfSecupwdプロパティを指定します。
CFXカスタムタグインタフェースの場合
PDF_SECU_PWD属性を指定します。
COBOLアプリケーション連携機能を使用する場合
PDF文書情報ファイルのPDF-SECUPWDキーワードで指定します。
詳細については、オンラインマニュアル“PDF変換機能編”を参照してください。
ポイント
セキュリティの設定を行う運用では、PDFファイルに設定したセキュリティを保つため、上記セキュリティ変更パスワードの設定を行ってください。