原因
以下の原因が考えられます。
PDF ファイル保存先のファイルまたはディレクトリにアクセス権がない。
PDF ファイル保存先ドライブのディスクの空き容量が足りない。
PDF ファイル保存時に、一時的に作業ファイルを作成する場合があるが、そのファイル生成先のディスクの空き容量が足りない、またはアクセス権がない。
また、List Creator V9.1.0以前の場合は、そのファイルサイズが2GB を超えている。
PDFフォント登録機能で任意のフォントを登録している場合、登録したフォントファイルにアクセス権がない、またはフォントファイルが存在しない。
帳票の出力中、または帳票定義一覧/帳票様式定義でプレビュー表示中に、PDFフォント登録機能で、登録済みのフォントを削除した。
「ホスト連携プレミアム」と連携している場合、使用するKOL1 形式オーバレイファイルにアクセス権がない、または指定したファイルパスにファイルが存在しない。
アプリケーション実行時に指定した(prprint コマンドの-in5 オプションなど)PDF 文書情報ファイルのアクセス権がない、または指定したPDF 文書情報ファイルパスにファイルが存在しない。
アプリケーション実行時に指定した(prprint コマンドの-gpdfembedfile オプションなど)PDF ファイルに添付するファイルのアクセス権がない、または指定したファイルパスにファイルが存在しない。
PDFファイル保存時の格納先ファイル名と同名のファイルを開いている。
PDFファイル保存時の格納先ファイル名と同名のファイルをその他のアプリケーションで監視している。
対処方法
原因に応じて、以下の対処を行ってください。
動作しているプロセスに対するPDF ファイル保存先のファイル/ディレクトリのアクセス権を付加してください。
PDF ファイル保存先ドライブのディスクの空き容量を増やしてください。
動作しているプロセスに対して、以下の一時作業ファイル生成先のファイル、またはディレクトリにアクセス権を付加するか、ディスクの空き容量を増やしてください。
また、List Creator V9.1.0以前で、かつ以下の一時作業ファイル生成先のファイルが2GBを超えている場合(内部コードが「File too large:(一時作業ファイル生成先)」の場合)は、一時作業ファイル生成先のファイルサイズが2GBを超えないように帳票資源を見直してください。
【Windows版】の場合
List Creatorインストールディレクトリ直下のTemp ディレクトリに一時ファイルが作成されます。
例)C:\ListCREATOR\Temp\
さらに、PDF メール配信時には、以下の作業ファイルが作成されます。
(List Creator インストールディレクトリ)\mailqueue 配下
ディレクトリのアクセス権と空き容量を確認してください。
【UNIX系OS版】の場合
/var/tmpに一時ファイルが作成されます。
さらに、PDFメール配信時には、以下の作業ファイルが作成されます。
/var/opt/FJSVedoc/mailqueue配下
ディレクトリのアクセス権と空き容量を確認してください。
PDFフォント登録機能で登録したフォントファイルの存在を確認してください。
存在していない場合は、再度フォント登録を行ってください。
帳票の出力中、または帳票定義一覧/帳票様式定義のプレビュー表示中は、PDFフォント登録機能でフォントの削除を行わないでください。
KOL1 形式オーバレイファイルの存在を確認してください。
存在している場合は、動作しているプロセスに対するアクセス権を付加してください。
PDF 文書情報ファイルの存在を確認してください。
存在している場合は、動作しているプロセスに対するアクセス権を付加してください。
PDF ファイルに添付するファイルの存在を確認してください。
存在している場合は、動作しているプロセスに対するアクセス権を付加してください。
PDFファイル保存時の格納先ファイル名と同名のファイルを閉じて再度出力してください。
PDFファイル保存時の格納先ファイル名と同名のファイルを監視するなどのファイルアクセスを行わないでください。
ポイント
ディスクの使用量を見積もる場合は、ソフトウェア説明書、またはインストールガイドを参照してください。