外字(利用者定義文字)が表示されません。
原因
以下の原因が考えられます。
PDFファイルに外字がエンベッドされていない
Charset Managerの印刷資源管理で外字を作成した後、「利用者定義文字登録」を行っていない
Charset Managerの設定が正しく行われていない
対処方法
以下のいずれかの対処を行ってください。
PDFファイル保存時に外字(利用者定義文字)がエンベッド(貼り付け)されていない場合、帳票定義時に設定する方法とアプリケーション実行時に設定する方法があります。
List Creator帳票出力インタフェース使用時に設定する場合
オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。
COBOLアプリケーション連携機能使用時に設定する場合
オンラインマニュアル“PDF変換機能編”を参照してください。
帳票定義時に設定する場合
以下の手順で外字(利用者定義文字)をエンベッドしてください。
詳細は、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。
List Creatorデザイナの帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの「ファイル保存する」チェックボックスをチェックし、[文書情報]ボタンをクリックします。
文書情報設定画面(文書管理)の文字の埋め込みに「利用者定義情報とJEF拡張文字」または「全ての文字を埋め込む」を指定してください。
Charset Managerで外字を登録した後、以下の方法でList Creatorの「利用者定義文字登録」を起動し、外字データの取り込み処理を行ってください。
●【Windows版】の場合
Administrators権限を持つユーザでログインし、PDF変換機能が利用されていないことを確認後、[スタート]メニューから[プログラム]-[List Creator]-[環境設定]-[PDF・TIFFファイル 利用者定義文字登録]を選択します。
●【Solaris/Linux for x86版】の場合
‐Charset Managerの印刷資源管理での運用
システム管理者権限でログインし、PDF変換機能が利用されていないことを確認後、/opt/FJSVedoc/bin/edocudcを実行してください。
Charset Manager の設定が正しく行われているかを確認してください。
Charset Manager は、以下にエラーログを出力します。
ディレクトリ名:/etc/opt/FSUNadj/usr/etc/
ファイル名:msg_fof.log(フォント適用時のエラーログ)、chsession.log(フォントダウンロード時のログ)
詳細は、“Charset Manager マニュアル”の List Creator 連携時のセットアップに関する記載を参照してください。
‐Charset Manager の日本語資源管理での運用
List Creator での外字データの取り込み操作は不要です。
ポイント
本機能は、Charset Manager Standard Edition Agent V7.0L10 以降で使用できます。
●【Linux for Intel64/Linux for Itanium 版】の場合
Charset Managerの印刷資源管理での運用
Charset Manager Standard Edition Agent では本機能は未サポートです。
Charset Manager の日本語資源管理での運用
List Creator での外字データの取り込み操作は不要です。
Charset Managerの設定が正しく行われているかを確認してください。
Charset Managerは以下にエラーログを出力します。
詳細は、“Charset Managerマニュアル”のList Creator連携時のセットアップに関する記載を参照してください。
●【Windows版】の場合
Charset Manager-Aのインストールディレクトリ
msg_fof.log(フォント適用時のエラーログ)
chsession.log(フォントダウンロード時のログ)
●【UNIX系OS版】の場合
/etc/opt/FSUNadj/usr/etc/
msg_fof.log(フォント適用時のエラーログ)
chsession.log(フォントダウンロード時のログ)