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原因
環境変数(*1)に、Java実行環境ライブラリ(*2)が存在するフォルダが指定されていない可能性があります。
*1:指定する環境変数は、オペレーティングシステムによって以下のように異なります。
*2:Java実行環境ライブラリ名は、オペレーティングシステムによって以下のように異なります。
対処方法
環境変数に、Java実行環境ライブラリが存在するフォルダを指定してください。
Javaの実行環境ライブラリのフォルダは、コネクタ連携機能のセットアップ時に指定したJavaインストールディレクトリ配下のフォルダを指定します。
コネクタ連携機能のセットアップ時に指定したJavaインストールディレクトリが不明な場合は、以下の手順で確認し、指定してください。
コネクタ連携機能コマンドが参照する設定ファイルを参照してください。
設定ファイルは「/etc/opt/FJSVoast/conf/prputex.conf」に格納されています。
設定ファイルの「JVM_LIB_PATH」キーに設定されているパスを参照し、Java実行環境ライブラリが存在するフォルダのパスを環境変数に設定してください。
「libjvm.so/libjvm.sl 」が存在するフォルダのパスは、「JVM_LIB_PATH」キーのパスから、Java実行環境ライブラリ名(「/libjvm.so」または「/libjvm.sl」)を除いたものとなります。
なお、「libjava.so/libjava.sl」 が存在するフォルダのパスは、「libjvm.so/libjvm.sl 」が存在するフォルダから一階層上のフォルダとなります。
【Linux版】の場合
例)
コネクタ連携機能のセットアップ時に、Javaインストールディレクトリを
「/usr/java/j2sdk1.4.2」と指定した場合、設定ファイル(prputex.conf)の設定は、以下のようになります。
JAVA_HOME /usr/java/j2sdk1.4.2 JVM_LIB_PATH /usr/java/j2sdk1.4.2/jre/lib/i386/client/libjvm.so
環境変数 LD_LIBRARY_PATH に、「/usr/java/j2sdk1.4.2/jre/lib/i386/client」、および「/usr/java/j2sdk1.4.2/jre/lib/i386」を指定します。
Bourne シェルを使用して設定する場合は、以下のように指定します。
LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVoast/lib:/etc/opt/FSUNiconv/lib:/usr/java/j2sdk1.4.2/jre/lib/i386:/usr/java/j2sdk1.4.2/jre/lib/i386/client:$LD_LIBRARY_PATH export LD_LIBRARY_PATH
【HP-UX版】の場合
例)
コネクタ連携機能のセットアップ時に、Javaインストールディレクトリを
「/opt/java1.4」と指定した場合、設定ファイル(prputex.conf)の設定は、以下のようになります。
JAVA_HOME /opt/java1.4 JVM_LIB_PATH /opt/java1.4/jre/lib/PA_RISC/hotspot/libjvm.sl
環境変数 SHLIB_PATH に、「/opt/java1.4/jre/lib/PA_RISC/hotspot」、および
「/opt/java1.4/jre/lib/PA_RISC」を指定します。
Bourne シェルを使用して設定する場合は、以下のように指定します。
SHLIB_PATH=/opt/FJSVoast/lib:/etc/opt/FSUNiconv/lib:/opt/java1.4/jre/lib/PA_RISC:/opt/java1.4/jre/lib/PA_RISC/hotspot:$SHLIB_PATH export SHLIB_PATH