上記のエラーが通知された場合、メッセージで通知されるエラーコードの値によって対処が異なります。
エラーコードの値をもとに対処を行ってください。
エラーコード、および対処については、オンラインマニュアル “メッセージ集”も併せて参照してください。
なお、下記の対処を行ってもトラブルが解決しない場合、または下記以外の値が通知された場合は、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。
●エラーコードが「24」の場合
レコード域を共用した各項目の集団印刷の情報が一致していない可能性があります。
集団印刷の情報を設定した項目をレコード域で共用する場合は、集団印刷の情報がすべて一致している必要があります。
レコード域を共用した各項目の集団印刷の情報がすべて一致しているかを確認してください。
●エラーコードが「40」の場合
システム資源が不足している(システムが高負荷である)可能性があります。
不要なアプリケーションを終了する、仮想メモリを増やす、またはメモリを増設し、再度実行してください。
●エラーコードが「52」の場合(【Windows版】の場合)
以下の原因が考えられます。
システムのメモリが不足している。
帳票出力サーバのスプールデータの格納先ディスクの領域が不足している。
原因に応じて、以下の対処を行ってください。
不要なアプリケーションを終了するか、または仮想メモリサイズを拡張する。
出力する帳票を分割して出力するか、またはスプール領域を拡張する。
●エラーコードが「66」の場合(【Windows版】の場合)
出力するプリンタ装置にない用紙や給紙方法が指定されました。
プリンタ装置の設定を確認し、用紙および給紙方法の指定に誤りがないか確認してください。
●エラーコードが「9J」の場合
出力方法に電子保存以外を指定し、出力先に電子保存装置を指定している可能性があります。
電子保存装置は、出力方法が電子保存の場合のみ指定可能です。
出力方法が印刷やFAX 送信の場合は、出力先に電子保存装置以外を指定してください。
●エラーコードが「CX」の場合(【UNIX系OS版】の場合)
LP印刷サービスなど、システムでエラーが発生した場合に通知されます。
以下の可能性があります。
存在しないプリンタを指定した。
デフォルトプリンタが定義されていない状態でプリンタを指定せずに帳票出力した。
正しいプリンタを指定してください。
ポイント
上記の対応を行っても問題が解決されない場合、以下の原因も考えられます。
環境変数LD_LIBRARY_PATH が正しく設定されていない。
環境変数LD_LIBRARY_PATH が正しく設定されていないと、ライブラリが正しくロードできず、コマンドが異常復帰する場合があります。
なお、HP-UX では、LD_LIBRARY_PATH ではなくSHLIB_PATH となります。
上記の場合、以下の対処を行ってください。
環境変数LD_LIBRARY_PATH の先頭に、以下のList Creatorのライブラリ格納フォルダを設定する。
・「/opt/FJSVoast/lib」
・「/etc/opt/FSUNiconv/lib」(Charset Manager を使用する場合のみ)
・「/etc/opt/FSUNiconv/lib64」(【Linux for Intel64 版】でCharset Manager を使用する場合のみ)
設定方法については、以下を参照してください。
オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”
HP-UX 版オンラインマニュアル“コネクタ連携機能編”