Windows |
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大量の帳票、またはサイズの大きな帳票をWindows環境で出力した場合にエラーとなり、出力されません。
原因
出力環境のオペレーティングシステム(Windows)のスプールファイル(EMF形式)のサイズの上限値を超えて出力した可能性があります。
スプールファイルサイズ(EMF形式)の上限値は、以下のように、オペレーティングシステムによって異なります。なお、ここで記載しているオペレーティングシステムは代表的なものです。他のオペレーティングシステムについてはご使用の条件を確認してください。
Windows XP Service Pack 2:2Gバイト
Windows Server 2003 Service Pack 1:2Gバイト
Windows 2000 Service Pack 3以前:500Mバイト
Windows 2000 Service Pack 4:4Gバイト
対処方法
以下のいずれかの対処を行ってください。
帳票出力時の1つのスプールファイル(EMF形式)のサイズがご使用のオペレーティングシステムの上限値より小さくなるように、分割して出力してください。
ご使用のオペレーティングシステムにおけるEMFスプールファイルサイズの条件をご確認の上、スプールデータ形式をRAW形式に変更して出力してください。
スプールデータ形式の変更方法については、プリンタドライバに添付のドキュメントなどをご確認ください。
注意
Print Managerと連携する場合は、スプールデータの形式を「RAW」とすると、簡易プレビューやページ指定印刷などはできなくなります。
プリンタドライバによっては、別途、スプールサイズの制限があるため、オペレーティングシステムのスプールデータの上限サイズにかかわらず、出力できない場合も発生します。
プリンタドライバごとのスプールデータの制限については、各プリンタに添付のドキュメントなどでご確認ください。
ポイント
スプールデータの形式は、Windowsのプリンタ画面の、各スプールドキュメント(スプールされたデータ)のプロパティ画面の「全般」タブに表示されるデータ型で確認できます。