帳票Webサービスインタフェースを使用して、帳票を出力する場合に使用できる文字コード系について説明します。
帳票Webサービスでは、帳票を出力する場合、使用する以下の文字コード系について指定する必要があります。
入力データ
使用する入力データの文字コード系を指定します。入力データがファイル渡しの場合は、EUC(U90)、EUC(S90)、UNICODE(UTF8)、Shift-JISのいずれかを指定できます。入力データがメモリ渡しの場合はUNICODEを指定できます。入力データがファイル渡しの場合、入力データは、実行環境の文字コード系と同じ文字コードを指定する必要があります。
実行環境
帳票出力実行時の文字コードを指定します。出力実行時の文字コードは、帳票出力インタフェース呼び出し時に指定する、LCParamパラメタのfileTypeプロパティで指定します。
情報ファイル
情報ファイルとは、置換フォント情報ファイル、バーコード補正情報ファイル、帳票出力情報ファイル、電子帳票情報ファイル、PDF文書情報ファイル、PDFメール配信情報ファイルなどを指します。情報ファイルは、実行環境のコード系と同じコード系で作成する必要があります。
帳票定義情報
List Creatorでは、帳票定義情報の定義内容はShift-JISで保存されます。
したがって、以下の日本語文字列が指定できるもので利用者定義文字を使用する場合は、Shift-JISの範囲内での指定となります。
帳票様式定義
項目名、固定リテラル文字、集団印刷の印刷文字、オーバレイ文字、データ定義画面のオペランド
帳票業務情報のすべて
帳票定義情報は、実行環境と同じ文字コード系にする必要があります。実行環境の文字コードがShift-JIS以外の場合、帳票コード変換機能を使用して帳票定義情報の文字コードを実行環境の文字コード系に変換してください。