ここでは、CFXカスタムタグインタフェースを使用したサンプルプログラムついて説明します。
ポイント
サンプルプログラムは、以下のディレクトリに格納されています。
また、サンプルプログラムの使用手順については、以下のディレクトリ内の「cfxsample.txt」を参照してください。
【Windows版】を使用する場合
List Creatorインストールディレクトリ\inetpub\prgsample\cfx
【UNIX系OS版】をEUC環境で使用する場合
/opt/FJSVoast/inetpub/prgsample/cfx/euc
【Solaris版】をShift-JIS環境で使用する場合
/opt/FJSVoast/inetpub/prgsample/cfx/sjis
以下に、CFX_OAST_CONNECTタグを使用したサンプルプログラム1(入力データをCFMLファイルに定義する)について説明します。
●サンプルプログラムの概要
Webクライアント上のWebブラウザからの要求により、Webサーバ上のCFMLにしたがって、CFXカスタムタグインタフェース(CFX_OAST_CONNECTタグ)を使用して帳票出力を行います。
Webサーバ上では、CFMLファイルにしたがって、CFMLファイル内に定義されたデータを入力データとし、以下のサンプル帳票をマルチフォーム出力で印刷します。
【Windows版】の場合
「FAX送付状」と「売上伝票」
【UNIX系OS版】の場合
「FAXSOUFU」と「URIAGE」
●処理の流れ
このサンプルプログラムの処理の流れを説明します。
図10.1 CFXカスタムタグインタフェースのサンプルプログラムの処理の流れ
帳票定義情報をアプリケーションサーバ上に配置します。
Webクライアント上のWebブラウザで[実行]ボタンをクリックすると、Webサーバ上のCFMLよりアプリケーションサーバ(当サンプルプログラムの場合はWebサーバと同一)上のColdFusionが呼び出されます。
アプリケーションサーバ上のColdFusionは、CFMLファイル内に定義されたCFX_OAST_CONNECTタグにしたがって、CFXカスタムタグインタフェースを呼び出します。
アプリケーションサーバ上のCFXカスタムタグインタフェースは、CFMLファイル内に定義されたデータを一時データファイルに保存します(一時データファイルは、帳票の出力後に削除されます)。
アプリケーションサーバ上のCFXカスタムタグインタフェースは、4.で保存した一時データファイルを入力データとし、1.で配置した帳票定義情報にしたがってアプリケーションサーバ上で帳票を印刷します。
ポイント
異常が発生した場合は、Webブラウザにエラーが表示されます。