nficstartコマンドは、NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを起動します。
/usr/sbin/nficstart [ -n FIC識別子]
FIC識別子を指定して起動します。
本オプションを省略した場合は、FIC識別子“01”のNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを起動します。
FIC識別子を01から99の数字で指定します。
FIC識別子“53”のNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを起動する場合
# /usr/sbin/nficstart -n 53 INFO: 30001: NETSTAGE/FIC(53)のnficstartコマンドを受け付けました。 INFO: 31011: NETSTAGE/FIC(53)を起動しました。 #
0 : コマンドが正常終了しました。
0以外: コマンドが異常終了しました。
注意
NETSTAGE/FIC提供のスクリプトを利用することにより、システムの起動/停止と連動してNETSTAGE/FICを起動/停止することができます。スクリプトについては、“NETSTAGE/FIC説明書”の“スクリプト”を参照してください。
nficstopコマンドは、NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを停止します。
/usr/sbin/nficstop [-f ] [-n FIC識別子]
NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを強制停止する場合に指定します。
本オプションを指定した場合、プロセス停止によりNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを停止します。本オプションを省略した場合は、通常停止となり、すべてのTCPコネクションの切断およびFNAセションの強制解放を行い、すべて完了した時点でNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションの停止を行います。
FIC識別子を指定して停止します。
本オプションを省略した場合は、FIC識別子“01”のNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを停止します。
FIC識別子を01から99の数字で指定します。
FIC識別子“53”のNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを停止する場合。
# /usr/sbin/nficstop -f -n 53 INFO: 30001: NETSTAGE/FIC(53)のnficstopコマンドを受け付けました。 INFO: 31012: NETSTAGE/FIC(53)を停止しました。 #
0 : コマンドが正常終了しました。
0以外: コマンドが異常終了しました。
注意
本コマンドが正常に受け付けられた時点以降は、新たなFNAセションは確立できません。