ページの先頭行へ戻る
NETSTAGE/FIC V1.0 説明書全銀RC接続オプション編
FUJITSU Software

5.2.3 起動・停止系コマンド

5.2.3.1 nficstart

nficstartコマンドは、NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを起動します。

形式
/usr/sbin/nficstart [ -n  FIC識別子] 
オプション
-n

FIC識別子を指定して起動します。

本オプションを省略した場合は、FIC識別子“01”のNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを起動します。

オペランド
FIC識別子

FIC識別子を01から99の数字で指定します。

実行例
  • FIC識別子“53”のNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを起動する場合

    # /usr/sbin/nficstart -n 53
    INFO: 30001: NETSTAGE/FIC(53)のnficstartコマンドを受け付けました。
    INFO: 31011: NETSTAGE/FIC(53)を起動しました。
    #
復帰値

0    : コマンドが正常終了しました。

0以外: コマンドが異常終了しました。

注意

  • NETSTAGE/FIC提供のスクリプトを利用することにより、システムの起動/停止と連動してNETSTAGE/FICを起動/停止することができます。スクリプトについては、“NETSTAGE/FIC説明書”の“スクリプト”を参照してください。

5.2.3.2 nficstop

nficstopコマンドは、NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを停止します。

形式
/usr/sbin/nficstop [-f ] [-n FIC識別子]
オプション
-f

NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを強制停止する場合に指定します。

本オプションを指定した場合、プロセス停止によりNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを停止します。本オプションを省略した場合は、通常停止となり、すべてのTCPコネクションの切断およびFNAセションの強制解放を行い、すべて完了した時点でNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションの停止を行います。

-n

FIC識別子を指定して停止します。

本オプションを省略した場合は、FIC識別子“01”のNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを停止します。

オペランド
FIC識別子

FIC識別子を01から99の数字で指定します。

実行例
  • FIC識別子“53”のNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションを停止する場合。

    # /usr/sbin/nficstop -f -n 53
    INFO: 30001: NETSTAGE/FIC(53)のnficstopコマンドを受け付けました。
    INFO: 31012: NETSTAGE/FIC(53)を停止しました。
    #
復帰値

0    : コマンドが正常終了しました。

0以外: コマンドが異常終了しました。

注意

  • 本コマンドが正常に受け付けられた時点以降は、新たなFNAセションは確立できません。