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NETSTAGE/FIC V1.0 説明書全銀RC接続オプション編
FUJITSU Software

4.3.2 富士通メインフレーム側自ホストシステム定義文(shost)

shost定義文は富士通メインフレームと通信するための自システムの情報を定義します。

記述形式
shost name=自ホストシステム名 
      ipaddr=IPアドレス 
     [autoact={yes|no}]
     [keepalive={無通信監視時間|7200}]
オペランド
name

富士通メインフレームと通信するための自ホストシステムの名前(shost名)を8文字以内で指定します。

ipaddr

富士通メインフレームと通信するための自ホストシステム(shost)のIPアドレスをドット表記で指定します。

“0.0.0.0”および“255.255.255.255”は指定できません。

ipaddrオペランドは、他定義文のIPアドレス指定可能なオペランドの指定値と重複できません。

autoact

NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションの起動時、当該shostを活性化するかどうかを指定します。

指定可能な値は、以下のとおりです。

  yes: 活性化する
  no : 活性化しない

本オペランドを省略した場合、“yes”を指定したものとします。

keepalive

無通信監視時間を秒単位の10進数で指定します。

指定可能な値は、0≦無通信監視時間≦32767です。

“0”を指定した場合、無通信監視は行いません。

本オペランドを省略した場合、7200を指定したものとします。

無通信監視パケットの送信間隔およびリトライ回数はlinuxのシステム設定値に従います。したがって、以下の時間が経過した後に無通信状態であることを検知します。

keepaliveオペランド指定値 + 送信間隔 × リトライ回数 (秒)

  送信間隔    :/proc/sys/net/ipv4/tcp_keepalive_intvlの値
  リトライ回数:/proc/sys/net/ipv4/tcp_keepalive_probesの値