変更内容
特殊クラスのメソッド呼出し時およびCOMサーバからの返却時の文字列中のNULL文字(英数字項目の場合X'00’,日本語項目の場合X'0000')の扱いが、以下のとおり異なります。
NULL文字を文字列の区切りとみなし、それよりも右側の文字は無視されます。
NULL文字は通常の文字と同じように扱われます。
対処方法
NULL文字を文字列の区切りとして使用している場合、以下のいずれかの対処が必要です。
文字列中のNULL文字とNULL文字より右側の領域を空白でクリアする。
実行環境変数@CBR_COM_STRING_NULL_TERMINATE=YESを指定する。
この実行環境設定を行うと、NetCOBOL V7.0L10以降で作成したプログラムでもNULL文字は文字列の区切りとみなされるので、ご注意ください。