データベースの作成作業は、Symfoware/RDBの環境の作成が完了したあと、Symfoware/RDBを起動してから行います。
参照
Symfoware/RDBの環境作成およびSymfoware/RDBの起動方法は、“セットアップガイド”を参照してください。
また、本章で説明しているSQL文の詳細な文法については、“SQLリファレンス”を参照してください。
データベースを作成し、運用するまでに必要な手順を以下に示します。
データベースの作成、運用
データベースの設計を行います。
データベース名を登録します。
データベーススペースを作成します。
スキーマおよび表などの論理構造を定義します。
格納構造(表、インデックスに対するDSO、およびDSI)を定義します。
格納構造の定義は、以下のように検索性や運用性を向上します。
表の分割格納により、検索範囲を局所化し、効率良い検索をする。
表の分割格納により、データベースの障害発生時や、バックアップ・リカバリ時に通常の運用を停止することなくデータベースの保守・運用をする。
格納構造を定義せずに、データベースを定義することもできます。
一時表を定義します。
権限情報を定義します。
最適化情報を設定します。
データベース(DSI)を初期化します。ただし、データベースの創成でrdbsloaderコマンドを使用する場合は、DSIの初期化は不要です。
データベースの定義情報を確認します。
データベースの定義情報の保全のために、RDBディクショナリのデータをバックアップします。
外部データまたはアプリケーションからデータを投入し、データベースを創成します。
データベースを利用する準備として、データベースのデータをバックアップします。
データベースを運用します。
以下にデータベースの設計から、運用までの手順の流れを示します。
本章では、データベースの設計からデータベースの創成までを説明します。