出力先
サーバログは以下のファイルに出力されます。
[ドメインルート]\nodes\localhost-domain1\<サーバインスタンス(JavaVM)名>\logs\server.log
出力タイミング
世代数
1
サイズ
1,048,576バイト
レコード
可変
ローテーション条件
ログサイズを超えた場合、古い情報はローテーション日時を付加したファイル名で保存されます。
例として、ログサイズが1,048,576バイトを超えた場合は以下のファイル名で保存されます。
server.log_2012-01-07T15-23-30
出力例
[#|2014-03-18T18:20:16.653+0900|INFO|||_ThreadID=1;_ThreadName=main;|SEC1010: Entering Security Startup Service|#] [#|2014-03-18T18:20:16.653+0900|INFO|||_ThreadID=1;_ThreadName=main;|SEC1143: Loading policy provider com.sun.enterprise.security.provider.PolicyWrapper.|#] [#|2014-03-18T18:20:17.230+0900|INFO|||_ThreadID=1;_ThreadName=main;|SEC1115: Realm [admin-realm] of classtype [com.sun.enterprise.security.auth.realm.file.FileRealm] successfully created.|#] [#|2014-03-18T18:20:17.261+0900|INFO|||_ThreadID=1;_ThreadName=main;|SEC1115: Realm [file] of classtype [com.sun.enterprise.security.auth.realm.file.FileRealm] successfully created.|#] [#|2014-03-18T18:20:17.277+0900|INFO|||_ThreadID=1;_ThreadName=main;|SEC1115: Realm [certificate] of classtype [com.sun.enterprise.security.auth.realm.certificate.CertificateRealm] successfully created.|#]
メッセージ詳細
PL/extJavaで出力するメッセージについて説明します。
出力フォーマット
メッセージは、以下のフォーマットで出力します。
[#|yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.msTZD|LOG_LEVEL|||_ThreadID=スレッドID;_ThreadName=スレッド名;|メッセージ本文|#]
LOG_LEVEL
「INFO」固定です。
メッセージ本文
PL/extJavaで出力した文字列を出力します。
注意
以下の条件に該当する場合、上記の出力フォーマットでメッセージは出力されません。
利用者のJavaアプリケーションが、例外を検出した場合、例外のクラス名のみを出力します。
例外のスタックトレースや例外のメッセージはセキュリティを考慮して出力されません。
出力フォーマット (メッセージ本文)
メッセージ本文は、以下のフォーマットで出力します。
ログレベル: symfo-plextjava: [処理結果コード] メッセージ [backend_process=PID]
ログレベル
ログレベルは、「ERROR」固定です。
ログレベル | 出力内容 |
---|---|
ERROR | 異常発生時のエラー情報。 |
処理結果コード
処理結果コードは、以下を出力します。
コード | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
1001 | 内部異常を検出しました。(プロトコルの規約違反) 富士通技術員に問い合わせてください。 |
2001 | 内部異常を検出しました。(プロトコルの規約違反) 富士通技術員に問い合わせてください。 |
2002 | 実行対象のJavaアプリケーションが見つかりません。 Javaアプリケーションのjarファイルを登録しているか、ファンクションの指定に誤りがないか、作成したJavaアプリケーションに誤りがないか確認してください。 [確認観点] ・ファンクションの登録で指定した「パッケージ名.クラス名.メソッド名」または「クラス名.メソッド名」が正しいか。 ・ファンクションの登録で指定した「(Java関数の)引数」と、作成したJavaアプリケーションの引数の型と数が一致しているか。 ・ファンクションの登録で指定した「戻り値型」と、作成したJavaアプリケーションのメソッドの戻り値の型が一致しているか。 ・Javaアプリケーションのメソッドが、アクセス修飾子「public」の静的メソッド(static)として作成されているか。 |
3001 | Javaアプリケーションを実行するための権限がありません。 Javaアプリケーションの実行権限を確認してください。 [確認観点] ・Javaアプリケーションのクラスのアクセス修飾子が「public」で作成されているか。 |
3002 | Javaアプリケーションの実行中に例外が発生しました。 データベースの状態、または、Javaアプリケーションの処理内容を確認してください。 |
9001 | 内部異常を検出しました。(環境異常) 富士通技術員に問い合わせてください。 |
backend_process
Symfoware ServerプロセスのPIDを出力します。