WebAdminのセットアップ手順を説明します。
WebAdminのセットアップでは、WebAdminが使用するポート番号と自動起動に関する設定を行います。
ポイント
WebAdminのセットアップで指定するポート番号について説明します。
“xxyz”は、製品のバージョンレベルを示します。
Webサーバのポート番号
WebブラウザとWebサーバ間の通信に利用するためのポート番号を、1024~49151の範囲で未使用の数値で指定します。Windowsファイアウォールのために、Webサーバのポート番号を控えておいてください。
Webサーバのポート番号は、サービスファイルに以下のサービス名のポート番号として登録されます。
64ビット製品の場合
symfo_xxyz_EE_64_WebAdmin_Port1、
symfo_xxyz_SE_64_WebAdmin_Port1、または
symfo_xxyz_LE_64_WebAdmin_Port1
32ビット製品の場合
symfo_xxyz_EE_32_WebAdmin_Port1、
symfo_xxyz_SE_32_WebAdmin_Port1、または
symfo_xxyz_LE_32_WebAdmin_Port1
WebAdminの内部ポート番号
WebサーバとWebAdmin実行環境間の通信に利用するためのポート番号を1024~49151の範囲で未使用の数値で指定します。
Webサーバのポート番号は、サービスファイルに以下のサービス名のポート番号として登録されます。
64ビット製品の場合
symfo_xxyz_EE_64_WebAdmin_Port2、
symfo_xxyz_SE_64_WebAdmin_Port2、または
symfo_xxyz_LE_64_WebAdmin_Port2
32ビット製品の場合
symfo_xxyz_EE_32_WebAdmin_Port2、
symfo_xxyz_SE_32_WebAdmin_Port2、または
symfo_xxyz_LE_32_WebAdmin_Port2
未使用のポート番号
OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。
アクセス制限
ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を利用し、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。
ポートのアクセス許可
ファイアウォールなどでポートが塞がれている(アクセス許可されていない)場合は、使用するポートに対し、アクセスできるように許可してください。ポートを開ける(アクセス許可を与える)方法については、ご使用のベンダーのドキュメントを参照してください。
なお、ポートを開ける際には、十分セキュリティ上のリスクを考慮してください。
Windowsへのログイン
Administratorsグループに属するユーザでログインします。
セットアップ画面の起動
Windowsの[すべてのプログラム]または[すべてのアプリ]の[製品名]から、[WebAdminセットアップ]を起動します。
注意
以下の画面と同じ[ユーザー アカウント制御]ダイアログが表示された場合、[はい]ボタンをクリックして、処理を継続してください。
WebAdminの情報の指定
WebAdminで使用する以下の情報を指定します。
サービスファイルを参照し、他のサービスのポート番号と重複した場合に限り、別のポート番号に変更してください。
なお、Webサーバのポート番号は、WebAdmin画面の起動の際に必要なので書き留めておいてください。
項目 | 値(推奨値) |
---|---|
Webサーバのポート番号 | 26515 |
WebAdminの内部ポート番号 | 26516 |
WebAdminの自動起動 | チェックあり |
WebAdminのセットアップ完了
セットアップ画面の[OK]ボタンをクリックして、WebAdminのセットアップを完了させます。
その後、“4.2 セットアップの準備作業”を参照し、Symfoware Serverをセットアップする前の準備作業を必要に応じて行ってください。