ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.2.0 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

E.1 WebAdminをセットアップする

WebAdminのセットアップ手順を説明します。

WebAdminのセットアップでは、WebAdminが使用するポート番号と自動起動に関する設定を行います。

ポイント

WebAdminのセットアップで指定するポート番号について説明します。

xxyz”は、製品のバージョンレベルを示します。

  • Webサーバのポート番号

    WebブラウザとWebサーバ間の通信に利用するためのポート番号を、1024~49151の範囲で未使用の数値で指定します。Windowsファイアウォールのために、Webサーバのポート番号を控えておいてください。

    Webサーバのポート番号は、サービスファイルに以下のサービス名のポート番号として登録されます。

    • 64ビット製品の場合

      symfo_xxyz_EE_64_WebAdmin_Port1、
      symfo_xxyz_SE_64_WebAdmin_Port1、または
      symfo_xxyz_LE_64_WebAdmin_Port1

    • 32ビット製品の場合

      symfo_xxyz_EE_32_WebAdmin_Port1、
      symfo_xxyz_SE_32_WebAdmin_Port1、または
      symfo_xxyz_LE_32_WebAdmin_Port1

  • WebAdminの内部ポート番号

    WebサーバとWebAdmin実行環境間の通信に利用するためのポート番号を1024~49151の範囲で未使用の数値で指定します。

    Webサーバのポート番号は、サービスファイルに以下のサービス名のポート番号として登録されます。

    • 64ビット製品の場合

      symfo_xxyz_EE_64_WebAdmin_Port2、
      symfo_xxyz_SE_64_WebAdmin_Port2、または
      symfo_xxyz_LE_64_WebAdmin_Port2

    • 32ビット製品の場合

      symfo_xxyz_EE_32_WebAdmin_Port2、
      symfo_xxyz_SE_32_WebAdmin_Port2、または
      symfo_xxyz_LE_32_WebAdmin_Port2

  • 未使用のポート番号
    OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。

  • アクセス制限
    ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を利用し、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。

  • ポートのアクセス許可
    ファイアウォールなどでポートが塞がれている(アクセス許可されていない)場合は、使用するポートに対し、アクセスできるように許可してください。ポートを開ける(アクセス許可を与える)方法については、ご使用のベンダーのドキュメントを参照してください。
    なお、ポートを開ける際には、十分セキュリティ上のリスクを考慮してください。

  1. Windowsへのログイン

    Administratorsグループに属するユーザでログインします。


  2. セットアップ画面起動

    Windowsの[すべてのプログラム]または[すべてのアプリ]の[製品名]から、[WebAdminセットアップ]を起動します。

    注意

    以下の画面と同じ[ユーザー アカウント制御]ダイアログが表示された場合、[はい]ボタンをクリックして、処理を継続してください。



  3. WebAdminの情報の指定

    WebAdminで使用する以下の情報を指定します。

    • Webサーバのポート番号

    • WebAdminの内部ポート番号

    • WebAdminの自動起動

      マシンを起動したとき、WebAdminを起動するか否かを選択します。


    サービスファイルを参照し、他のサービスのポート番号と重複した場合に限り、別のポート番号に変更してください。

    なお、Webサーバのポート番号は、WebAdmin画面の起動の際に必要なので書き留めておいてください。

    項目

    値(推奨値)

    Webサーバのポート番号

    26515

    WebAdminの内部ポート番号

    26516

    WebAdminの自動起動

    チェックあり


  4. WebAdminのセットアップ完了

    セットアップ画面の[OK]ボタンをクリックして、WebAdminのセットアップを完了させます。
    その後、“4.2 セットアップの準備作業”を参照し、Symfoware Serverをセットアップする前の準備作業を必要に応じて行ってください。