3.3.1 MeFt(32ビット版)

表3.1 MeFtのプログラム修正一覧
項番	V/L(注)	P番号	現象
1	V7.2L10 ～ V10.0.0E (V2.1L10 ～ V5.0.0)	PG90423	以下の条件の時、途中のページから、帳票定義体で表面を指定したページが裏面に出力されます。プリンタ情報ファイルのMEDCNT（定義体登録個数）を省略するか、MEDCNTに2以上の値を指定する。かつ、プリンタ情報ファイルでSIDE Y（両面印刷を行う）を指定する。かつ、帳票定義体を2つ以上使用する（プロパティで両面を指定しておく）。かつ、帳票定義体の1つに、プロパティの印刷面指定で表面を指定する。かつ、帳票定義体を切り替えながら、帳票を電子保存する。かつ、電子保存した帳票をプリンタへ印刷した場合。修正前の動作に戻す場合、プリンタ情報ファイルのキーワード“LWOLDPRINTSIDE”に“C”を指定してください。
2	V4.0L10 ～V10.0.0E (V2.0L10 ～ V5.0.0)	PG95041	以下の[条件１]または[条件２]の時、プリンタ装置への出力またはプレビューが失敗します（通知コード：44）。また、プリンタの種別によっては正常終了するが、画像が出力されません。 [条件１] 組込みメディア項目を定義した帳票定義体を利用する。かつ、メディア出力時に使用する解像度(※)が1440より小さい。かつ、 1440÷解像度が整数とならない（例：300dpiなど）。かつ、画像の縦横サイズのいずれかが1ピクセルの場合。または、 [条件２] 組込みメディア項目を定義した帳票定義体を利用する。かつ、メディア出力時に使用する解像度(※)が1440より大きい。かつ、画像の縦横サイズのいずれかが、解像度÷1440で算出される値以下の場合。 ※：「メディア出力時に使用する解像度」は以下のいずれかです。プリンタ解像度ディスプレイ解像度画像データの解像度どの解像度を採用するかは、組込みメディア項目のプロパティ「メディアデータの解像度で出力」の指定、およびプリンタ情報ファイルのキーワード「MEDIAMODE」の指定によります。
3	V7.0L10 ～V10.0.0E (V2.0L10 ～ V5.0.0)	PG95043	以下の条件の時、99999ページまで印刷可能であるにもかかわらず、1000ページ以降のページが印刷されません。以下のいずれかを指定し、印刷ダイアログボックスを表示する。かつ、環境変数「MEFTDLG」に「Y」を指定する。または、プリンタ情報ファイルのキーワード「SETPRTDIALOG」に「2」または「3」を指定する。印刷ダイアログボックスで[ページ範囲]の[ページ指定]に、1000ページ以降を指定した場合。
4	V4.0L10 ～V10.0.0E (V2.0L10 ～ V5.0.0)	PH01460	以下の条件の場合、画面機能で指定したフォントが存在しないとき、アプリケーションエラー（例外コード:c0000005）が発生することがあります。ウィンドウ情報ファイルのキーワード「WDFONTNAME」に存在しないフォント名を指定する。かつ、 MeFtの画面を表示する。
5	V4.0L10 ～ V10.0.0E (V2.0L10 ～ V5.0.0)	PH01824	以下の条件の場合、MeFtの画面を閉じる際にアプリケーションエラー(例外コード:0xc0000374)が発生することがあります。ウィンドウ情報ファイルのキーワード「EDTSPACE」に「Y」を指定する。かつ、数字項目(右詰め)で入力する。かつ、ユーザアプリで次の動作を行う。かつ、日本語項目のレコードにNULLデータを設定して、この項目を含む出力項目の項目群に対して出力処理(WRITE命令)を行う。かつ、この項目群に対して入力処理(READ命令)を行う。アテンションキーを入力する。かつ、 MeFt画面を閉じる(表示ファイルのクローズ処理を行う)。
6	V10.0.0E (V5.0.0)	PH02808	以下の条件の場合、MeFtの画面で文字入力したとき、入力中の文字がMeFtの画面から消えることがあります。ウィンドウ情報ファイルのキーワード「CARET」に「N」「T」「S」または「R」のいずれかを指定する。かつ、日本語入力システムにJapanist、またはCharset-入力アシストを使用する。かつ、文字入力を行い、日本語入力システムの入力予測候補リストを表示する。かつ、入力予測候補リストが表示された状態で文字入力を行う。

注：V/Lは障害が存在する範囲を示します。（）内のバージョンはNetCOBOL for .NETシリーズでのバージョン・レベルを示します。