rdbinfコマンドは、DSIおよびデータベーススペースに関する以下の情報を表示します。
データベース名
DSI名
DSIの使用状況
DSIに設定されているアクセス禁止情報
DSIに設定されている利用規定情報
DSIの使用率および未使用率
DSIに割り付けられたデータベーススペースおよび割付け容量
データベース名
データベーススペース名
データベーススペースの使用状況
データベーススペースに設定されているアクセス禁止情報
データベーススペースに設定されている利用規定情報
データベーススペースの使用率および未使用率
データベーススペースに割り付けられたDSIおよび割付け容量
データベース名
閉塞されたDSI名
閉塞種別
これらの情報は、以下の場合などに使用することができます。
利用規定の情報を確認する
閉塞されたDSIの一括確認
参照
rdbinfコマンドの指定方法の詳細については、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
rdbinfコマンドによる表示例を以下に示します。
DSIの運用情報を表示した場合
$ rdbinf -i 在庫管理DB.在庫表DSI -a -t -x RDBII rdbinf DATE:2007/04/14 TIME:10/22/33 Directory : /database/rdb/dic/DIR_FILE1 (1) Database : 在庫管理DB (2) DSI : 在庫表DSI (3) Refer : 2007/04/13 13:29:30 (4) Update : 2007/04/11 15:23:57 (5) (7) (6) ((8)/(9)) (10) Cond State Cause NON INH/DSI CMD - NRW/DSI CMD - NRC/DSI CMD (11) (12) (13) (14) (15) TYPE Used Free Size UsedSize DATA 70% 30% 53248 37280 Name DBspace : DBSP_1 (16) (18) (17) ((19)/(20)) (21) (22) Cond State Cause Size NON NUP/DBS CMD 53248 - NRW/DBS CMD
(1) RDBディレクトリファイル名
(2) データベース名
(3) DSI名
(4) DSIの最終参照日時 (tオプションを指定した場合のみ表示されます。) (定義直後およびリカバリー実行直後の場合は、 “----/--/-- --:--:--”で表示されます。 アプリケーションが参照した場合のみ日時が更新されます。 データベースの読み込みを行った日時が設定されます。)
(5) DSIの最終更新日時 (tオプションを指定した場合のみ表示されます。) (定義直後およびリカバリー実行直後の場合は、 “----/--/-- --:--:--”で表示されます。 アプリケーションが更新した場合のみ日時が更新されます。 データベースへ書き込みを行った日時が設定されます。)
(6) DSIの使用状況 ACT :使用中 NON :未使用
(7) DSIに設定されている運用情報((8)/(9)) (aオプションを指定した場合のみ表示されます。)
(8) 運用情報の種類 INA :非活性状態 INH :アクセス禁止 NUP :更新抑止 NRC :リカバリなし NRW :参照更新抑止 --- :運用情報なし
(9) 運用情報の設定対象 DSI :DSIに対して設定されている PAT :DSIとデータベーススペースの交点に対して設定されている PAG :ページに対して設定されている --- :運用情報なし
(10) 運用情報の設定原因 (aオプションを指定した場合のみ表示されます。) HER :ハードウェア障害 SOF :ソフトウェア障害 DER :データの異常 CRV :ダウンリカバリの異常 MRV :メディアリカバリの異常 TIH :ロールバックの異常 DIR :RDBディレクトリファイルの異常 ALD :rdbsaloaderコマンドの追記処理の異常 CMD :RDBコマンドの実行 FMT :フォーマット処理中 XAI : XAの分散トランザクションにより設定されるインダウト閉塞 --- :運用情報なし
(11) DSIの構成要素の種別
(12) 構成要素ごとのDSIの使用率(%) (現在までに使用されたことがあるページの割合です。 DSIの割り付けページに対してデータが格納されているページの割合は rdbudsiコマンドを使用してください。)
(13) 構成要素ごとのDSIの未使用率(%)
(14) 構成要素ごとのDSIの大きさ(単位はバイト)
(15) 使用ページサイズ(単位はバイト) (xオプションを指定した場合のみ表示されます。)
(16) DSIが割り付けられたデータベーススペース名
(17) データベーススペースの使用状況 ACT :使用中 NON :未使用
(18) データベーススペースに設定されている運用情報((19)/(20)) (aオプションを指定した場合のみ表示されます。)
(19) 運用情報の種類 INH :アクセス禁止 NUP :更新抑止 NRC :リカバリなし NRW :参照更新抑止 --- :運用情報なし
(20) 運用情報の設定対象 DBS :データベーススペース全体に対して設定されている --- :運用情報なし
(21) 運用情報の設定原因 (aオプションを指定した場合のみ表示されます。) HER :ハードウェア障害 SOF :ソフトウェア障害 CRV :ダウンリカバリの異常 MRV :メディアリカバリの異常 TIH :ロールバックの異常 CMD :RDBコマンドの実行 XAI : XAの分散トランザクションにより設定されるインダウト閉塞 --- :運用情報なし
(22) データベーススペースからDSIに割り付けられた構成要素ごとの大きさ(単位はバイト)
データベーススペースの運用情報を表示した場合
$ rdbinf -p 在庫管理DB.DBSP_1 -a -t RDBII rdbinf DATE:2007/04/14 TIME:10/44/55 Directory : /database/rdb/dic/DIR_FILE1 (1) Database : 在庫管理DB (2) DBspace : DBSP_1 (3) (5) (4) ((6)/(7)) (8) (9) (10) (11) Cond State Cause Used Free Size NON NUP/DBS CMD 31% 69% 1048576 - NRW/DBS CMD DSI : 在庫表DSI (12) Refer : 2007/04/13 07:29:30 (13) Update : 2007/04/11 15:26:57 (14) (17) (15) (16) ((18)/(19)) (20) (21) TYPE Cond State Cause Size DATA NON ---/--- --- 53248
(1) RDBディレクトリファイル名
(2) データベース名
(3) データベーススペース名
(4) データベーススペースの使用状況 ACT :使用中 NON :未使用
(5) データベーススペースに設定されている運用情報((6)/(7)) (aオプションを指定した場合のみ表示されます。)
(6) 運用情報の種類 INH :アクセス禁止 NUP :更新抑止 NRC :リカバリなし NRW :参照更新抑止 --- :運用情報なし
(7) 運用情報の設定対象 DBS :データベーススペース全体に対して設定されている --- :運用情報なし
(8) 運用情報の設定原因 (aオプションを指定した場合のみ表示されます。) HER :ハードウェア障害 SOF :ソフトウェア障害 CRV :ダウンリカバリの異常 MRV :メディアリカバリの異常 TIH :ロールバックの異常 CMD :RDBコマンドの実行 XAI : XAの分散トランザクションにより設定されるインダウト閉塞 --- :運用情報なし
(9) データベーススペースの使用率(%)
(10) データベーススペースの未使用率(%)
(11) データベーススペースの大きさ(単位はバイト)
(12) データベーススペースが割り付けられたDSI名
(13) DSIの最終参照日時 (tオプションを指定した場合のみ表示されます。) (定義直後およびリカバリー実行直後の場合は、 “----/--/-- --:--:--”で表示されます。 アプリケーションが参照した場合のみ日時が更新されます。 データベースの読み込みを行った日時が設定されます。)
(14) DSIの最終更新日時 (tオプションを指定した場合のみ表示されます。) (定義直後およびリカバリー実行直後の場合は、 “----/--/-- --:--:--”で表示されます。 アプリケーションが更新した場合のみ日時が更新されます。 データベースへ書き込みを行った日時が設定されます。)
(15) DSIの割付け対象の種別
(16) DSIの使用状況 ACT :使用中 NON :未使用
(17) DSIに設定されている運用情報((18)/(19)) (aオプションを指定した場合のみ表示されます。)
(18) 運用情報の種類 INH :アクセス禁止 NUP :更新抑止 NRC :リカバリなし NRW :参照更新抑止 --- :運用情報なし
(19) 運用情報の設定対象 DSI :DSIに対して設定されている PAT :DSIとデータベーススペースの交点に対して設定されている PAG :ページに対して設定されている --- :運用情報なし
(20) 運用情報の設定原因 (aオプションを指定した場合のみ表示されます。) HER :ハードウェア障害 SOF :ソフトウェア障害 DER :データの異常 CRV :ダウンリカバリの異常 MRV :メディアリカバリの異常 TIH :ロールバックの異常 DIR :RDBディレクトリファイルの異常 ALD :rdbsaloaderコマンドの追記処理の異常 CMD :RDBコマンドの実行 FMT :フォーマット処理中 XAI : XAの分散トランザクションにより設定されるインダウト閉塞 --- :運用情報なし
(21) データベーススペースからDSIに割り付けられた構成要素ごとの大きさ(単位はバイト)
データベースの閉塞DSIに関する情報を表示した場合
$ rdbinf -l inh -d 在庫管理DB -a (1) (2) (3) 在庫管理DB.在庫表DSI,HER,CMD 在庫管理DB.関西発注DSI,TIH
(1) データベース名
(2) DSI名
(3) 閉塞種別 (aオプションを指定した場合のみ表示されます。) HER :ハードウェア障害 SOF :ソフトウェア障害 DER :データの異常 CRV :ダウンリカバリの異常 MRV :メディアリカバリの異常 TIH :ロールバックの異常 DIR :RDBディレクトリファイルの異常 ALD :rdbsaloaderコマンドの追記処理の異常 CMD :RDBコマンドの実行 XAI : XAの分散トランザクションにより設定されるインダウト閉塞