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PRIMEFLEX for HA Database 業務開発ガイド(Native SQL編)
FUJITSU Integrated System

3.3.5 データベーススペースの作成

データベースのための領域としてのデータベーススペースを作成します。データベーススペースは、データベースのためのディスク内の領域で、ローカルファイル上に作成できます。

データベーススペースとディスクの関係について、以下で説明します。


3.3.5.1 ローカルファイルに作成する場合

データベース用の領域には、ファイルシステム上のUNIX系ファイルを割り当てます。

データベーススペースの作成は、CREATE DBSPACE文で行います。

CREATE DBSPACE文を実行することにより、データベーススペースと実際のローカルファイルとが対応づけられます。


CREATE DBSPACE

CREATE DBSPACE文では、データベーススペース名と、データベーススペースを作成するローカルファイル名を指定します。

在庫管理DBのためのデータベーススペースの定義を実行するCREATE DBSPACE文の例を以下に示します。

データベーススペースDBSP_1、DBSP_2とDBSP_3を作成します。
それぞれのデータベーススペースには、データベース専用の以下のUNIX系ファイルを割り当てます。

  • DBSP_1・・・/database/rdb/data/DB_SP1

  • DBSP_2・・・/database/rdb/data/DB_SP2

  • DBSP_3・・・/database/rdb/data/DB_SP3

CREATE DBSPACE  DBSP_1  ALLOCATE FILE  /database/rdb/data/DB_SP1
                                                ATTRIBUTE SPACE(3M);
CREATE DBSPACE  DBSP_2  ALLOCATE FILE  /database/rdb/data/DB_SP2
                                                ATTRIBUTE SPACE(3M);
CREATE DBSPACE  DBSP_3  ALLOCATE FILE  /database/rdb/data/DB_SP3
                                                ATTRIBUTE SPACE(3M);


データベーススペース名

データベーススペース名には、36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。

ファイル名

データベーススペースに割り当てるファイル名を指定します。“/database/rdb/data/”配下のファイル名を指定してください。