参照
本節で説明しているSQL文の詳細な文法については、“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。
データベースを作成し、運用するまでに必要な手順を以下に示します。
データベースの作成、運用
データベースの設計を行います。
データベース名を登録します。
データベーススペースを作成します。
スキーマおよび表などの論理構造を定義します。
格納構造(表、インデックスに対するDSO、およびDSI)を定義します。
格納構造の定義は、表の分割格納により検索範囲を局所化することで、効率良い検索が可能となります。
一時表を定義します。
権限情報を定義します。
最適化情報を設定します。
データベースの創成でINSERT文を使用する場合は、データベース(DSI)を初期化します。データベースの創成でrdbsloaderコマンドを使用する場合は、DSIの初期化は不要です。
データベースの定義情報を確認します。
外部データまたはアプリケーションからデータを投入し、データベースを創成します。
なお、アプリケーションからINSERT文によってデータベースを創成する場合は、DB管理モードを終了する必要があります。
データベースを運用します。
以下にデータベースの設計から、運用までの手順の流れを示します。
図3.12 データベースの設計から運用までの手順
注) rdbsloaderコマンドを使用したデータベース創成については、“4.1.1 データベースの創成”を参照してください。INSERT文を使用したデータベース創成については、“3.3.13 データベースの創成(INSERT文)”を参照してください。
本節では、データベースの設計からデータベースの創成までを説明します。