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PRIMEFLEX for HA Database 業務開発ガイド(Native SQL編)
FUJITSU Integrated System

3.3.1 データベース設計から運用までの概要

参照

本節で説明しているSQL文の詳細な文法については、“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。

データベースを作成し、運用するまでに必要な手順を以下に示します。

データベースの作成、運用

  1. データベースの設計を行います。

  2. データベース名を登録します。

  3. データベーススペースを作成します。

  4. スキーマおよび表などの論理構造を定義します。

  5. 格納構造(表、インデックスに対するDSO、およびDSI)を定義します。

    格納構造の定義は、表の分割格納により検索範囲を局所化することで、効率良い検索が可能となります。

  6. 一時表を定義します。

  7. 権限情報を定義します。

  8. 最適化情報を設定します。

  9. データベースの創成でINSERT文を使用する場合は、データベース(DSI)を初期化します。データベースの創成でrdbsloaderコマンドを使用する場合は、DSIの初期化は不要です。

  10. データベースの定義情報を確認します。

  11. 外部データまたはアプリケーションからデータを投入し、データベースを創成します。
    なお、アプリケーションからINSERT文によってデータベースを創成する場合は、DB管理モードを終了する必要があります。

  12. データベースを運用します。

以下にデータベースの設計から、運用までの手順の流れを示します。

図3.12 データベースの設計から運用までの手順

注) rdbsloaderコマンドを使用したデータベース創成については、“4.1.1 データベースの創成”を参照してください。INSERT文を使用したデータベース創成については、“3.3.13 データベースの創成(INSERT文)”を参照してください。

本節では、データベースの設計からデータベースの創成までを説明します。