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PRIMEFLEX for HA Database 業務開発ガイド(Native SQL編)
FUJITSU Integrated System

1.2.3 アプリケーション開発

使用するアプリケーションインターフェースに応じて、以下のマニュアルを参照し、アプリケーションを開発してください。

参照

  • Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(共通編)

  • Symfoware Serverアプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)

  • Symfoware Serverアプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)

  • Symfoware Serverアプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)

注意

PRIMEFLEX for HA Databaseにおいて、両系ノードダウン、あるいは、片系ノードダウンからのリカバリー中にアプリケーションを実行すると、リカバリーが完了するまでアプリケーションが無応答になる可能性があります。そのため、以下のパラメタを指定して回避するようにしてください。

[対処方法]

埋込みSQLの場合は、WAIT_TIMEに1以上の値を指定してください。JDBC連携アプリケーションまたはODBC連携アプリケーションの場合は、CLI_WAIT_TIMEに1以上の値を設定してください。設定方法は、以下のマニュアルを参照してください。

  • 埋込みSQLの場合

    “Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”の“クライアント用の動作環境ファイルによる定義”

  • JDBC連携アプリケーションの場合

    “Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”の“ctuneparamオプションについて”

  • ODBC連携アプリケーションの場合

    “Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)”の“アプリケーションのチューニング”


Connection Managerを利用したアプリケーションの設計および作成については、以下を参照してください。

参照

  • Symfoware Server Connection Managerユーザーズガイド

    • アプリケーションの作成

注意

Connection Managerを経由するJavaアプリケーションを実行しようとして、誤った接続形態を指定した場合、JYP1027Eのエラーメッセージが出力される場合があります。

その場合は、以下を確認してください。

[出力されるJYP1027Eメッセージ]

JYP1027E システムコールにおいてエラーが発生しました.function =“@1@” retvalue =“@2@”

“function”と“retvalue”が以下の値の場合

function =“getaddrinfo”

retvalue =“11004”

[対処方法]

  • JDBCデータソースを使用して、データベースに接続している場合

    以下のマニュアルを参照し、プロトコルがローカルに指定されているか確認してください。

    • “Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”の“データソースの情報設定画面”

  • 接続先のURLを直接指定して、データベースに接続している場合

    以下のマニュアルを参照し、URL記述形式がローカルアクセスの記述形式になっていることを確認してください。

    • “Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”の“URL記述形式”

1.2.3.1 PRIMEFLEX for HA Databaseで利用可能なSQL文(データベースの操作)

PRIMEFLEX for HA Databaseのデータベースに接続するアプリケーションでは、以下のSQL文が利用可能です。

大分類

小分類

SQL文

補足

データベース操作系

(DML)

更新

データ操作文

DELETE:探索
INSERT
UPDATE:探索
DELETE:位置づけ
UPDATE:位置づけ

UPDATE文において制約事項があります。“2.2 PRIMEFLEX for HA Databaseで使用できない機能”を参照してください。

動的SQL文

動的DELETE文:位置づけ
動的UPDATE文:位置づけ
準備可能動的DELETE文:位置づけ
準備可能動的UPDATE文:位置づけ

UPDATE文において制約事項があります。“2.2 PRIMEFLEX for HA Databaseで使用できない機能”を参照してください。

参照

データ操作文

SELECT
DECLARE CURSOR
OPEN
CLOSE
FETCH

埋め込みSQL

埋込み例外宣言
INCLUDE文

動的SQL

ALLOCATE DESCRIPTOR
DEALLOCATE DESCRIPTOR
GET DESCRIPTOR
SET DESCRIPTOR
PREPARE
DEALLOCATE PREPARE
DESCRIBE
EXECUTE
EXECUTE IMMEDIATE
DECLARE CURSOR
OPEN
FETCH
CLOSE

ストアドプロシジャ

CALL文

トランザクション管理

SET TRANSACTION
COMMIT
ROLLBACK

コネクション管理文

CONNECT
SET CONNECTION
DISCONNECT

セション管理文

SET CATALOG
SET SCHEMA
SET SESSION AUTHORIZATION

資源操作文

RELEASE TABLE

参照

  • SQL文の詳細は、“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。